接戦にならずに悔しい。阪神の方が強かった。おめでとうございます!
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●スタメン・ベンチ入りについて
スタメンは、ほぼ昨日私が予想(期待)したとおりの内容。できることはやったと思う。
●試合の感想を手短に
宮城の調子が悪かったのが、かなり厳しい。
まっすぐの力感があまり良くなく、全体的にピッチングが苦しかった。落ちるボールがほとんど決まっていなく、苦しかった。スライダーは割と良かったので、そのボールを軸にできたら良かったが、右バッターに入るボールになるから投げにくさもあったのだろう。
中継ぎの事情がかなり厳しいので、宮城→東で終盤まで僅差で持ち込めなかった時点でほぼゲームオーバー。
(投稿後に追記:宮城は調整が難しかったところもあったのかもしれない。山本が第5戦に中継ぎで登板していたら第6戦で先発していたはずだ。)
打線は、ちょっと大差を追いつくだけのモノは無かった。全体的に振りが大きかったかな。最後、森の調子が戻らなかったことが痛かった。
●シリーズ全体の感想を手短に
結局、先発が打たれた試合はすべて負けた。中継ぎが薄い状態だから、しょうがない。
第1戦の山本、第4戦の福也、第7戦の宮城で負けたのはしょうがない(というか、どうしようもない)。敗着は、第5戦は田嶋が超好投したにも関わらず落としてしまったことだろう。あと、第4戦で早めの継投をして、限りある中継ぎを消耗して負けたことも痛かった。
打つ方は、満身創痍な選手があまりに多い中で、7試合やって24点取った。エラーでもらった点もあるが、それなりによくやっただろう。(状態が悪い選手もいたし、良い選手もいた。)
総論としては、力負け。今の状態と選手層では、阪神の方が明らかに強い。例えば、日本シリーズが20試合制だったら絶望的だろう。
だから、勝てる試合を必勝で、短期決戦で行きたかったのだが、そうはうまく行かなかった。
あとは、第1戦の1番池田の失敗。1試合ダメだっただけで残りの試合をベンチ入りさせないくらいなら、はじめから起用するな、という点に尽きる。その後に全くつながらなかった。また、選手のモチベーションにもならない。全体的に、「全員で勝つ」ができなかった。
●思うこと
日本一の栄冠を手にすることができるのは1チームだけなので、それ以外の11チームが惨めかというと、決してそんなことはない。人事を尽くして天命を待つ。これなのだ。
●シーズンの反省
過去3年で唯一、ダントツでの優勝となったわけだが、優勝後の時間の使い方が上手くなかった。
9月20日に優勝が決まってからシーズンが終わるまで2週間ほどあった(CSファイナルまで1か月弱あった)。しかし、選手をしっかり休めることができなかった。
私の中で非常にショッキングだったのは9月26日のライオンズ戦で、颯一郎が6失点した試合だ。(シーズン防御率0点台すら狙えるところだったのに、あの試合の炎上で一気に2点台になった。)
何がショックだったかというと、試合後の中嶋監督のコメントで、「調子こくな」とか「浮かれるなってこと」のように言ったらしいこと。
まず、明らかにいつものボールではなかったし、その中でランナーを6人も出すまで投げさせ続けた。(シーズン優勝が既に決まっているのに。)普段ピシャリと抑える投手なのだから、ランナーを3人も4人も出せば交代にするべきなのだが、無為に投げさせ続けた。案の定、試合後に怪我が発覚した。
この事件があったから、常に心のどこかで「日本一になれなくてもしょうがない。諦められる。」と思うところがあった。
あとは、舜平大の起用も私は後悔が残る。シーズン当初は中10日で回していたが、途中からそうではなくなった。舜平大本人の考えがどうだったのか分からないので何ともだが、もしチーム事情で方針を変えたのであれば、やはりそれは正しくはなかったのだと思う。
来年は山本も抜けるし、試練のシーズンになる。山本のポスティングマネーも入るし、補強は積極的に動いてほしい。
明日の朝から、色々なニュースが出るのだろうなあ。我々プロ野球ファンは忙しい!
お疲れ様でした。先日は失礼なことも書きましたが、あなたのブログは考察が深く、いつも楽しみにしていました。由伸のノーノー以降日本シリーズまで更新がなく、意欲や熱意を失っておられるなら寂しいなと思っていたところでした。来年に期待しつつ、今シーズンもお疲れ様でした。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。シーズン中は、何とも頭を使う場面が少なく、ブログをサボってしまいました。楽しみにしてくださっていたところ、申し訳ありません。
もう3か月後にはキャンプインと思うと、2024シーズンはもう始まっていますね!これからもよろしくお願いします。
お疲れ様でした。
Xは建前しか言えない(それはそれで嫌いではないですが)ので、いつもこのブログを楽しみにさせていただいています。
4戦目、5戦目の考察は素晴らしいと思います。全て同意です。
そしてこの苦しい運用を招くことになった元を辿るとするなら、私も3年目にして初めて得た消化試合をうまくこなせなかったのが痛かったなと感じます。
一軍メンバー全て二軍に落とすぐらい大胆なことをするのでは?なんて想像したりしたのですが…
夏場から無双していた山崎颯一郎はあの怪我以降ボールの勢いが戻りませんでしたし、山岡は明らかにピークの期間がズレてしまいました。シーズン最終戦で近藤にホームラン打たれるまでの数試合は打たれる雰囲気がなく、「セ・リーグの打者は初見で山岡の140キロのスライダーを打てない」「山岡こそジョーカーだ」と息巻いていたのですが、CS日本シリーズではストレートが140キロ前半になってしまいました…
とはいえつい数年前のことを思うとこんなにシーズンを楽しめているのは幸せです。今年で吉田正尚と山本由伸のチームは一旦幕を閉じますが、来年からまた新たな時代の幕開けに期待します。
特に紅林、君は大物になれるぞ。
長文失礼いたしました。
お疲れさまでした。(今日は考察を褒めていただくコメントを2つもいただき、傷心に沁みます。)
私も優勝が決まった後は全部負けても良いかな、くらいに思っていました。好きなだけ負けられるのは優勝チームだけの特権なので。
全体的に、中継ぎはピークアウトしてしまいましたね。ただ、春から秋までずっと調子が良い選手なんていないので、休ませることを大事にしてほしかったですね。
山岡は、先発でも中継ぎでも調子の波が大きいという評価に落ち着くかもしれません。見ていると、しっかりタメがあって、突っ込まない時は良いのかなと思います。
紅林は、ひとつ打撃の型が出来てきたと思います。今シーズンの良い時の打撃を見ていると、「もしかすると宮城よりも年俸をもらう選手に将来なるかもしれない。」と何度か思いました。来年は3番ショートを打ってもらいたいですね!