オリックス日記(2024年4月3日)

開幕して5戦で、1勝4敗。うーん、弱い!こういうチームを見るのはなかなかに久しぶりで、懐かしい感じもする。

弱さの原因は野手陣がまず大きいでしょう。森も頓宮も紅林も本当に絶不調であるし、他に調子が良い選手もそんなに見当たらない。(セデーニョと西野くらい?)

ここまで軒並みひどいと、何かあった??と思いたくなる。(良からぬ何か)

西川の打撃は、私は今のところ物足りなさを感じている。追い込まれてしまうと振り切れないの?という感じ。適当に追い込んで、後はボールを散らせばそれでよいのかな、という風に見えてしまう。あとは、バッターの仕事は「何が何でもボールを前に飛ばすこと」ではない。これまでの四球の少なさなど、打席を見ているとなるほどと思える点が多い。

森の打撃にしても、ここまで形にならないのは去年は記憶がない。これは個人的に感じていることだが、構えたときの右手が固く、強すぎるように思う。肩肘をいったんゆったりして、バットを支えるくらいで持ったらどうかな、というイメージ。

とにかくバッティングの基本はセンター返しだ。それができなければ打てるものも打てないので、変に長打を狙うとかはせずに、基本に忠実にただ単に「良いバッティング」を心がければよい。それでだめなら仕方ない。オープン戦の始めの頃は、つなぐ意識が随所に見えて良いことだと思っていたが、最近はなかなかにそういう雰囲気が感じられない。

あとは、守る方が壊滅的。開幕戦のセンター廣岡のインパクトが強すぎたが、ライト杉本の拙守も目立つ。ファースト頓宮もそうだが、打ってナンボの選手が打てないので、そりゃ勝てない。

投手陣も、全体的に不安を感じることが多い。思うのは、「3年連続で活躍する中継ぎはホンモノ」ということくらいだろうか。

去年までは山本がいて、チームの調子がちょっと悪くても5割という勝率を維持しやすかった。今年は、そういう甘えが許されない。その意味では、舜平大の今日のピッチングはちょっとがっかりだったかな。あんなに上半身だけで投げる投球が続くようであれば、2軍調整をするべきだろう。

まあ、長いシーズン始まったばかり。気長に行きましょう。ちょっと1週間勝てなかったからと言って、何かを決めつけたり、悲観的になる必要はないと思う。そう遠くないうちに、面子も揃ってくる。我慢我慢。

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