Aクラス入りのために無理をするのはやめよう
あっという間なもので、シーズンの73.4%が消化された(2018年8月14日終了時点)。
残りの4分の1をどう戦うかは、Aクラス入りがかかっていると同時に、福良監督の進退を考える上で非常に重要であると思われる。しかし、私がこの記事で提言したいのは、今こそ福良監督の退任という方針をチーム内で明確に打ち出して、来季を見据えながら戦いを展開すべきということだ。そうでないと、福良監督がこれまで以上の酷使采配を行う可能性がある。
はじめに理解していただきたいのは、私が言わんとしているのは、「Aクラスを諦めろ」ということではなく、「来シーズンにつながる戦いをしながら、hopefullyにいけばAクラス入りを狙おう」ということだ。(せっかくなので、ディクソンがヒロインで絶対に言う英単語を使ってみた。)
1.なぜ福良監督の退任を要求するか
福良監督は、チームにとって恩恵をもたらさないどころか、むしろチームを結果的に崩壊させようとする采配を繰り返しているとしか私には思えない。したがって、彼に値する処遇としては、もはや退任以外に考えられない。仮に、続投という判断を下すフロントがこの世にあったとすると、それはもはや存在に値しない。そんなチームは解散すべきである。
1−1.中継ぎ陣の酷使という自転車操業
福良監督は、中継ぎ陣を酷使することしか勝つ方法を知らないため、彼が采配を振るうことはチームの発展を妨げる。今シーズンで言うと、酷使を原因として調子を落としたか、あるいは登録が抹消された選手として、以下の選手の名前が挙がる。
- 近藤大亮
- 黒木優太
- 澤田圭佑
- 山本由伸
- 吉田一将
- 増井浩俊
シーズンの戦い振りを見ていても、正に「自転車操業」であるとしか言いようがない。自転車を漕ぐ役割を担う中継ぎ投手がいなくなると、すぐに次の中継ぎを見つけてまた酷使する・・・。先発調整をしていようがお構いなしである。これの繰り返しで何とかシーズンの4分の3を走り終えた状態だ。
なお、今シーズンの「自転車を漕ぐ役割」の変遷は以下のように思う。
黒木・近藤(3・4月)→吉田・山本(5〜7月)→山田・岩本・比嘉(8月)
1−2.現在進行系の山田、岩本、比嘉の酷使について
黒木、吉田、近藤、澤田が抹消されている今、次に酷使の白羽の矢が立ったのが、山田、岩本、比嘉の3名である。山田は8月2日に登録されてからの11試合中9試合登板、岩本は7月27日に登録されてからの16試合中10試合登板、比嘉は7月28日からの15試合中10試合登板している。これを酷使と呼ばず、なんと呼ぶのか。特に、山田は他に類を見ないほどの酷使である。
それにしても、なぜこんなに酷使してしまうのか。脳のテストを受けたほうが良いのではないか。(精密でなくて、簡易テストで十分と思う。)
また、自転車のチェーンにあたる増井も消耗が激しく、とうに限界が来ている。
1−3.これまでの中継ぎ陣の酷使について
各時期における具体的な考察は、以下の記事にて詳しく述べている。各タイミングで思ったことをブログで書いてきたが、タイトルだけを見ても、それなりにまともな考察をしてきたなあと感じる。
- オリックス中継ぎ投手陣の酷使を考える(2018年5月19日) 〜吉田、黒木、山本、近藤が危ない〜
- 澤田圭佑の登録抹消(6月1日)からオリックス中継ぎ陣に対する酷使を考える
- オリックス中継ぎ陣の酷使を考える(2018年7月8日)「吉田と山本と増井を休ませよ」
- 山本由伸の離脱から酷使のラインを考える(2018年7月29日)
また、福良政権下は、こうしてシーズンを何とか乗り切ってはドラフトで獲得した投手を中継ぎ投手として使い潰す・・・ということの繰り返しではないか?考えられる限りの無能っぷりを遺憾なく発揮し続けていると言える。
1−4.野手起用が悪い意味で固い
打つ方で戦力になっていない選手の起用が多すぎる。8月14日のゲームの終了時点で、低打力なのに打席を与えられすぎである選手として、以下の選手が挙がる。
- 小谷野 OPS .547 257打席
- 宗 OPS .566 196打席
- 安達 OPS .531 367打席
- 若月 OPS .488 213打席
上記4選手を合計すると、1033打席にもなり、チーム全体の打者の打席数(3930)の26.3%に相当する(2018年8月14日終了時点)。また率直に言って、上記のOPS程度の打力は「自動アウト」と言われるレベルだ。チームの約4分の1が「自動アウト」では、優位な試合展開を望むべくもない。
安達、若月など、守備的に起用せざるを得ない選手もいるが、代わりの選手の出番を増やすなど、もう少し打力を考えられなかったと言いたい。(ショートの場合、福田や大城を、キャッチャーの場合、伊藤や伏見の起用を増やせなかったのかと言いたい。)
2.酷使を防ぐためにも、シーズン成績によらず解任することを明確にすべき
以上で触れたこと、以下①、②の理由を考えて、福良監督の退任を明確にすべきと考える。
①福良監督が「なんとかAクラスに入れば続投できるかも」などど思っていようものなら、それはチームにとって害を成す考え以外の何物でもない。
「チームがどうなろうがあなたは今シーズン限りで解任です」と伝えてあげないと、「何とかAクラス」という目標を盾に、残りの4分の1をさらなる酷使で乗り切ると思われる。来シーズンをさらに焼け野原の状態で迎えることになってしまう。
②福良監督は誰がどう考えても日本のプロ野球のチームを率いる器ではない。残念ながら、それが本人の持つ器量なのだから、しょうがないことだ。来シーズンの体制への移行をスムーズにするためにも、早めに新人事に着手したほうが良い。
・・・新監督について思うのは、特定の選手を酷使せず、長期的なチームビルディングを考えられる人材であればひとまず不満に思わないということだ。
ちなみに、私で良ければ、いつでも監督採用のための面接を待っています。
3.残りシーズンの戦い方
3−1.投手陣(先発陣)を再編せよ
来シーズンのことも考え、以下のような編成で残りのシーズンを戦うべきと考える。
先発:アルバース、西、田嶋、山本、吉田、近藤、ディクソン
中継ぎ:金子、山岡、ローチ、比嘉、岩本、山田、黒木、澤田
抑え:増井
7イニングを投げることさえ期待できない先発投手は、先発として失格であると考える。
3−2.打力を上げる努力をせよ
<ショート>
安達に代わるショートを見つける必要がある(=安達の打力では優勝できるチームにはならない)。福田や大城を積極的にショートで起用することをトライすべきではないか。
<キャッチャー>
若月の打力で1年間戦うことは厳しいと思われる。伏見や西村をスタメンマスクで試してほしい。(それで負けても来シーズンの投資になるではないか。)
<外国人野手>
このまま行けば、マレーロは間違いなくクビになるのだが、1年目の成績(2017年OPS .925)を考えると非常に惜しい人材だと思う。少なくともロメロが怪我でいない間は、外国人枠の問題も無いので、見極めを行うためにも起用してほしい。
誰でも監督になれるものではない!福良の監督はところてんでなったもの!結局、社長になってはいけない人間を社長にして、倒産させるのと一緒で、OBやから監督にするのはもってのほか!人間にはなってはいけないポジションがあることは事実!求心力や花がなければ絶対監督にはなってはいけない!福良は自分のことを分析できんあほバカ人間!コーチならそこそこやと思うが、監督トップは絶対アカン!福良がまともなら、監督には固辞すると思う。
結局、一番悪いのは福良個人であるが、才能のない人間を監督にした球団も悪い!
コメントありがとうございます。
自分もブログを書くときはなるべく客観的な書き方で批判するようにしていますが、いつも正にこのようなことをつぶやきながら、データをまとめたりしてます(笑)
明日はとうとう福良監督の宮崎凱旋?どんな試合になるか、楽しみです。