川上審判員のご回復をお祈りします(2026年4月30日)

その後の続報が無く、川上審判員の安否が非常に気がかりだったが、本日以下のようなニュースが出た。

入院中の川上拓斗審判員が集中治療室から一般病棟へ NPBが発表 意識は回復せず

選手会・近藤健介会長が意識戻らぬ川上拓斗審判員の回復を願い声明発表 「かけがえのないパートナー」

ちょうどバット直撃から2週間の今日、ICUから一般病棟に移るが、意識はまだ回復していないことのことだ。心から、川上審判員の早期ご回復を願う。

この事態を引き起こした選手は、4月28日に2軍に降格になった。それまで試合にはずっと出場していたので、成績がよければ2軍降格は起きなかったのだと思われ、成績不振が直接的な理由であろう。(今回のことが成績不振に大きく影響したかもしれない。)

私は先日の投稿でも書いたが、このような事故を起こした選手を出場させ続けたチームは一体どういう思考回路をしているのだろうかと思わざるを得ない。何か対策を施して出場をさせたのかと思ったら、空振り後のバットが捕手の頭部を直撃する事態を起こした。これらは、バットのすっぽ抜けとフォロースルーという関係のない別々の事象のように思えるかもしれないが、本質的には自分の体の後ろに(どころか捕手や審判の方向まで)、片手を離した状態でバットを十分な強さで握らないままフォロースルーすることにある。したがって、防止策が取られていないまま出場を継続させたとして、私は批判したのだ。

NPBの対応も十分ではないのではないか。当該球団や当該選手に対して、是正を促したのか?是正が無ければ、出場自粛を求めたり、出場停止にするようなアクションを取ったのか?ただ何もせず、不運な事故として眺めただけなのか?同様の事故が発生しないよう、全選手に注意や是正を促したのか?

選手会長による声明も、私には十分ではないように思える。選手側の再発防止などのアクションについて全く言及が無いからだ。選手側の非を認めることは様々な意味でできないと思うが、それでもただ回復を願うだけでなく、一歩踏み込んだ選手側の対応を実行して、それを説明するのが適切なのではないか。それらが無いということは、「単なる不運な事故であったと思っているということか?」と私は思ってしまう。

私も川上審判員の回復を願うことしかできないが、川上審判員が被った今回の件においては、当該選手・当該球団そしてNPBが補償の義務を負うべきであると私は強く思う。なぜならば、これは決して単なる不運な事故ではなく、危険であると十分に認識できたはずなのに安全配慮義務を怠った故に起きた事故であると思うからだ。また、今回の件で誰かが何かしらの罪に問われることがあっても、私には違和感はない。

今後、こういった不安を持たずに野球を見たいので、適切な対応・防止策を取って欲しい。

最後に改めて、川上審判員のご無事を心から強く願う。

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