オリックスの8月14日〜19日の戦いぶりについて(2018年8月20日)

野球に関してはストレスフルなお盆休みになった

お盆休み中は、折角の時間を利用してそれなりに野球を見たが、最近のオリックス(というか福良監督)を見ていると、私を、祖先の魂と一緒にあの世に旅立たせてくれるのではないかと思えるくらい、苛立たせてくれる。

書きたい(批判したい)ことがあまりに多く、キーボードを打つ手が悲鳴をあげる前にタイプしきれるか不安だが、ひとまず時系列に沿って書いていきたいと思う。(とてつもなくどうでもいいが、以下の書き方は、夏休みっぽく日記を意識している。)

1.8月14日〜19日の6試合を振り返る。

1−1.8月14日(火) 6-7で負け 対西武(アルバースー多和田)

  • 金子が登録抹消。首から背中にかけての強い張りとのこと。翌日(8月15日)はそれまで中継ぎに回っていた山岡が登板することに。
  • 試合の方は、多和田から初回に6点を先制するも、その後追加点が全く取れず、8回まで投げさせてしまう
  • アルバースも珍しく3本もホームランを打たれ、6回途中4失点。即座に比嘉、山田、山本のリレーへ。
  • エラーも絡み山本が2失点し、追いつかれる。そして延長10回に、回跨ぎの岩本がエラーのランナーを置いてサヨナラ打を浴びる
  • ファーストを守る白崎のまずい守備が目立った。ただし、白崎の本職はサードである。

1−2.8月15日(水) 4-3で勝ち 対西武(山岡ー高橋光成)

  • 58球を投げてからの中3日での登板だったが、山岡が6回2失点にまとめる。
  • 中島と吉田の2ランホームラン2本で取った4点で逃げ切り。
  • 追加点が取れず、比嘉がソロホームランを打たれたものの、比嘉、山田、岩本、増井とつなぎ、逃げ切り。
  • ヒロインで、山岡が「次は先発か中継ぎか分からないけど頑張る」というようなことを言っていたのが印象的だった。

1−3.8月16日(木) 1-1で引き分け 対西武(ディクソンー今井)

  • ディクソンを6回2/3無失点105球で降板させ、3連投になるのもお構い無しで山田、岩本、比嘉を投入
  • 岩本が山川にソロホームランを打たれ、追いつかれる。(この打席の配球は、自分は納得できなかった。)
  • 山本も今シーズン初めての回跨ぎ登板となる。
  • 12回を攻めて、ヒット6本、四死球4つのみという貧打っぷり。

1−4.8月17日(金) 0-9で負け 対ソフトバンク(西ー千賀)

  • ソフトバンクは、デスパイネがこのカードから登録抹消になった。
  • 一方、オリックスはT-岡田が登録された。
  • 西7回5失点
  • 終盤に山崎福也−伏見のバッテリーも捕まり4失点。(真っ直ぐを使えていなかったように見えた。)
  • 打線も千賀にプロ初完封を許す。(ヒット6本)

1−5.8月18日(土) 2-7で負け 対ソフトバンク(ローチーミランダ)

  • アルバースの登録抹消が発表される。腰痛とのこと。
  • 2−2で迎えて6回表、ヒットとボテボテの内野安打でノーアウト1・2塁となったところで、わずか72球しか投げていないにも関わらず、先発のローチを降板
  • 山田、比嘉、岩本をその6回表だけで全員つぎ込むも、全員失点。この回だけで5点を失う。
  • 「ローチが続投していれば無得点だった」と主張するつもりは全く無いが、超酷使している中継ぎをそんなに早くから見境なく投入することがあり得ない。その試合だけで考えても、その後の試合のことを考えても、全くもって一理なし。
  • 打線も吉田の2ラン以外に見どころなし。(ヒット5本のみ。)

1−6.8月19日(日) 4-8で負け 対ソフトバンク(松葉ー大竹)

  • マレーロが昇格。しかし、白崎が抹消される
  • 伏見がスタメンを外れ、マレーロがファーストで先発。
  • 松葉が7回1失点の好投も、8回に山本が1点を失う。その裏に何とか追いつくも、山田、岸田が9回表に炎上して負け。打線も最後に粘りをみせて2点を取るが、焼け石に水。
  • 松葉を7回まで辛抱できたのは非常に良かったが、5回のピンチのときに比嘉がブルペンで肩を作っていた(ように見えた)。比嘉は結果的に登板しなかったが、このようにして毎日肩を作っているのだろうなあ、と想像。

ということで、内容の悪い試合ばかり。なお、文字に下線を引いた部分は、勝ちパターンの中継ぎ投手が打たれた箇所である。酷使による疲労が中継ぎ陣の不調をもたらし、チームの低迷の大きな原因になっていることが、1週間を切り出しただけでも容易にわかる。

2.6回から勝ちパターンの中継ぎをマシンガン継投する意味がわからない

8月18日(土)の試合における、6回に勝ちパターン3枚(山田、岩本、比嘉)を次々と投入、というのは誰がどう考えても意味がわからない。野球は9回まであるということ、ベンチ入りの中継ぎ投手はせいぜい8人ということを、誰か福良さんに教えてあげたら??もし仮に延長戦になっていたら、増井が2イニング投げても足りないと思うのだが。

こんな継投をする首脳陣だから、誰一人として中継ぎ投手が一年間(というか3ヶ月すら)保たないのだ。

3.マレーロを由宇(2軍での広島戦)から急遽昇格

アルバースの登録抹消を受けて、8月19日にマレーロが昇格した。(同時期にあった、松葉ー白崎の入れ替えは予定通りだったはずだ。)しかし、外国人枠はもとから空いており、最後に抹消された8月4日から10日を数えて、8月14日以降であればいつでもマレーロは登録することができたはずだ。(例えば、小島の出番が現状少ないので、抹消しても差し支えのない可能性が高かった。)それでも再登録しなかったのは、2軍で調整を続けてほしい、というメッセージだったのだと思う

8月17日から2軍は、由宇(山口県)での対広島ビジター3連戦の最中であり、マレーロも17日、18日と元気にスタメンで出場していた。おそらく、18日の夜に、由宇から大阪に急遽呼び戻されたのだろう

貧打で困ると、当初の考えをかなぐり捨て、すぐに昇格させる・・・。これで、まともな調整ができるのだろうか?また、モチベーションは上がるだろうか?「なんで今頃?」となるとしか思えないのだが。

あと、面子的に貧打になる現状は当然のことであり、マレーロを抹消する時点で予想できていないといけないと思う。また、打力を少しでもカバーするためには、伏見をサードで起用できたらいいのだが、最近はもう練習していないのかもしれない。

4.白崎の抹消の後味の悪さ

8月19日に白崎が登録抹消されたのは、悪い意味で驚いた。西野がいない今、長打を打てるポテンシャルがある選手を抹消するのは、完全にニーズから逆行していると思う。(杉本が抹消されたときも同じようなことを思ったが。)

また抹消のタイミングが非常に悪いと思う。白崎は、14日の試合で2失策、16日の試合で3三振、17日の試合で代打で三振という内容ではあったが、もともと三振が多い選手であり、エラーのうちのひとつは不慣れなファーストでのものだ。

打席はまだ少ないものの、OPSも .724打っているのに抹消されるのでは、本人からしたら「一体なんで?」となるだろう。伊藤を放出してまで獲得した選手なのだから、正しく特徴を把握できているのであれば、「スペック通りの活躍」をしているのにわずか50打席程度で降格、とはならないと思う。したがって、今回の登録抹消は、根拠のない「懲罰降格」のようにしか私には見えない。

5.金子とアルバースの離脱

金子が首から背中にかけての強い張り、アルバースが腰痛で抹消された。軽症か重症か分からないが、チームにとって痛くないわけがない。(特にアルバースの離脱)

しかし、不幸中の幸いなのは、9月の中旬まで週5試合の日程が続くということだ。それまでは、ディクソン、西、山岡、ローチ、松葉?の5人で乗り切るしか無い。(個人的には、山本、近藤、吉田、黒木、澤田の先発転向を試してみてほしいが。)

また、希望的観測を述べるとすると、9月の中旬頃になればアルバース、田嶋が復帰してくれるだろう。しかし、こういうときにさらに怪我人が出るのが、今年のオリックスだ。

6.ローチと若月の相性はいかがなものか。

ここまでローチは若月のみとバッテリーを組んでいるが、試合を見ていて、ローチのツーシームと若月のフレーミングが合っていない場面が多いと感じるのは自分だけだろうか?

低めギリギリに投じられたツーシームがほとんどボールになっていると思う。若月のフレーミング技術を、素人である私が論じるのはおこがましいとおもうが、若月が低めの真っ直ぐ(特に沈む球)を取るときは、ミットが下がってしまうことが多いと思う。(ネガティブなことばかり言うと良くないのでフォローすると、若月の遅いボールのフレーミングは結構上手だと思う。また、ローチのナックルカーブの配球も上手いと思う。)

ということで、別の捕手(山崎)とのペアを試してみたらどうかと思う。いつもこういう時、伊藤がいたらと思ってしまうのが悲しいところだ。今年のドラフトで、阪神の梅野みたいなフレーミングができる捕手がいたら万事解決なのだがなあ。(・・・というような、外から取ってくるという考えは良くないな。。)

7.来シーズンを見据えて、酷使と反対の起用をするべきだ

3位を争うソフトバンクとの直接対決(しかもホーム)で3連敗。ゲーム差は5.5で残り試合は33試合。逆転は不可能では無いが、全体的に不調な選手が多く、怪我人も続出。特定の選手を酷使して、細く伸びた糸をさらに伸ばすのではなく、むしろ来シーズンにつながるような起用をすべきだろう。

その辺りの考えは、以下の記事で述べているので、興味がある方は読んでいただきたい。
福良監督の退任宣言を提言する(2018年8月15日)「次は山田、岩本、比嘉の酷使か」

8.本当に福良淳一に監督を辞めてほしいと思っている

「福良淳一の監督として優れている点を述べよ」という難問が出題されたとすると、自分は白紙でしか答えられない。いや、「比較的年俸が安い」くらいは書けるか。

どこを探しても、オフィシャルかつパブリックに意見を述べられる場が無いので、このブログで何度でもはっきりと主張するが、本当に辞めてほしい。また、辞任後は、少なくともオリックスに関わらないで欲しい。

8月28日(火)に福良監督の故郷である宮崎で、オリックス主催の公式戦が初めて開催されるが、そこを区切りに休養して欲しい。

くどいようだが、私はオリックスの選手は全員応援しているが、福良監督のことはこれっぽっちも応援していないし、しない。そんな気持ちが芽生えるだけの種も土壌も皆無だ。


 

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