規定投球回を大きく超えてイニングを稼げる投手は山岡以外には見当たらない。
つまり、年間ローテーションを守れる投手が山岡以外に見当たらないということだ。したがって先発6枚を固定するのは無理であるから、外国人投手3人体制にし、143回ある先発機会を8人~9人で分散して、ひとりあたりの負担を少なくすべきである。
この点についての考察は、先日の記事:2019年のオリックス投手陣の最適運用を考える:外国人先発3枚の必要性(2018年12月10日)をご覧いただきたい。
また、ひとつ前の記事で打者陣の成績予想をしたが、とてもではないが強打にはなりえない。したがって、2019年の優勝は不可能である。仮に躍進することがあっても、それは特定の選手が飛躍した場合だろう。(例:山岡が沢村賞、吉田が三冠王など)
したがって、私が提案したいのは2020年を見据え、負担少なく2019年シーズンを乗り切ろう、ということだ。そこで各投手のイニング数を割り振ってシミュレートしてみた。
アルバース | 18先発 | 110回 |
ディクソン | 18先発 | 110回 |
外国人投手③ | 18先発 | 110回 |
山岡 | 20先発 | 130回 |
山本 | 15先発 | 90回 |
田嶋 | 15先発 | 90回 |
東明 | 15先発 | 90回 |
榊原 | 12先発 | 70回 |
松葉 | 12先発 | 70回 |
先発投手合計 | 143先発 | 870回 |
増井 | 50登板 | 50回 |
吉田 | 50登板 | 50回 |
近藤 | 50登板 | 50回 |
澤田 | 50登板 | 50回 |
荒西 | 40登板 | 40回 |
山田 | 40登板 | 40回 |
比嘉 | 40登板 | 40回 |
黒木 | 40登板 | 40回 |
others | 40回 | |
ブルペン合計 | 400回 |
ポイント
- 先発投手の登録は常時4人(外国人投手×2、日本人投手×2)とする。うまく中10日ローテを駆使して、登録人数を抑える。
- その分、中継ぎ投手を8人登録する。したがって、投手陣合計で12人の登録となる。
- 中継ぎ陣は、肩を作るのは一度のみにし、回またぎ厳禁にする。
- 残りの17枠で野手を登録。スタメン9人+捕手2人+内野3人+外野2人+1名(任意ポジ)
「2019年オリックス投手陣の展望を考える(2018年12月25日)」への12件のフィードバック