首位攻防戦3連勝!!(2021年9月30日)

3ゲーム差で迎えた敵地での3連戦を見事に3連勝できた!全オリックスファンにおめでとうと言いたい!明日の朝、家を出て視界に入る風景は何もかもが輝いて見えるに違いない。オリックスファン歴の中でも、これは非常に印象に残る試合のひとつになった。

依然として2位(ゲーム差0)ではあるが、ノルマの3連勝ができて、ファンとしては非常に安堵している。

「ノルマ」と書いたが、ロッテはマーティンが離脱したのがまず非常に大きく、さらに全体的に打線の調子が落ち気味であるように思ったので、吉田が復帰としたオリックスとしては優勝のためにはこの3連戦は3連勝(最悪でも2勝1分)しなければならないと思っていた。これでまずはひとつ条件をクリアできた、というような感覚だ。

さて、3連戦それぞれ良い勝ち方ができた。しかも、全試合逆転勝ちだった。

1戦目はTの3ランで逆転し、その後中継ぎ陣の好投もあり、そのまま勝てた。現在のチームの調子をそのまま反映する形になり、自信が持てた。

2戦目はモヤの逆転3ランから打線が繋がりにつながって、大差で勝つことができた。1戦目で平野の投球が不安定だったので、平野がお休みの展開にできたのも非常に大きかった。

3戦目は吉田がベンチスタートで、前日打ちすぎた反動が懸念されるとおりの展開になったが、太田の(正直まさかの)ホームランで同点に追いついた。その後、非常にまずい守備もあり2点勝ち越されて9回を迎えたが、Tの逆転3ラン!もう最高でした。私も、もちろん最後まで全く諦めていなかった。

3連戦を総括すると、以下のような感じだろうか。

  • 吉田がいるといないとでは雲泥の差。
  • 紅林は今や期待値が高い部類に入るほど、打撃が成長した。
  • ロッテの中継ぎを(ことごとく、と言えるくらい)打てたのは非常に好材料。
  • 福田も打撃の調子がここに来て上がってきた。(ストレートを引っ張ってライト前が出てくると調子が良いと判断してよい、というのが私の基準。)
  • 非常に効果的なホームランが出るようになってきた。これは本当に頼もしい。
  • キャッチャーを伏見で固定したことも3連勝の要因のひとつと見ている。(逆にロッテは加藤に固執して3連敗したように見える。)
  • 平野にはやはり不安が残る。
  • 運もあった。ロッテの打者のいいあたりが正面を突くことが多かった。
  • 駿太のレフト起用は、今後は再考の余地がある。

続いて、今後の優勝に向けての戦略だが、私はやはりソフトバンクを警戒すべきだろうと思う。というのも、以前の投稿:

オリックス後半戦の戦い方を考える+五輪を終えて(2021年8月9日)

で書いたとおりだ。もちろん、Tや吉田の離脱など発生せず、ずっと1位のままシーズンを終えるつもりで当時は書いていたが、やはりここに来て警戒すべきはソフトバンクであるように思う。と言っても、各直接対決カードをスイープされなければOK、くらいの感覚だ。あとは、日本ハム相手にしっかり勝ち星を取ること。

一番考えるべきは、山本の登板日である。シーズンも残りわずかであるため、最終盤は登板日を調整しやすい。10月中旬以降の登板日は、よくそのときの状況を見て決めるべきだろう。

また幸か不幸か、シーズン最終戦(10/25仙台)まで屋外の試合がない。つまり、雨天中止等によるローテーションの乱れはほぼ考えなくてよいだろう。

今シーズンあとはもう、1戦1戦戦い、勝てる試合を確実に勝つことだけだ。優勝ラインは、勝率5割5分というところだろう。私の中では優勝までの道筋はハッキリ見えている。あとはそれを踏み外さないように、しっかりと着実に時間を過ごすだけだ。が、ロッテはオリックスよりも3戦も多く残している。次回の直接対決も、なんとしてでも勝ち越したい。

首位攻防戦3連勝!!(2021年9月30日)」への2件のフィードバック

  1. 管理人さんお疲れさまです。
    今回の3連勝、さらにはソフトバンク戦の初戦勝利、本当に興奮しました!
    紅林3番とか、一見すると悪手に見える手が悪手になっていないのが今の強さと勢いかと思います。

    おっしゃる通り、伏見も本当に安定して、また若月にもいい刺激になっていると思います。
    2018年に捕手ではなく野手起用され、2019年にはアキレスを切った選手とはとても思えません。

    2014年は逆転負けも逆転勝ちも殆ど無いシーズンで、正直、中継ぎをすり減らして戦っていた
    印象でしたが、今年はまだまだチームには余力もあると思います。
    このまま優勝まで突き進んでほしいです。

    1. ピジョンさん、お疲れさまです。
      今日も勝てましたね!
      吉田の具合は心配すぎますが、どうなっても受け入れるしかないと、試合が終わって数時間経ってようやく気持ちの整理がつきました。

      2014年は本当に消耗戦で、だからこそ優勝したかったです。
      我々ファンの長年の念願であった優勝が、もう手の届く範囲に見えていますね!

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