【まとめ】東京五輪の野球の日程と代表メンバーを考える(2020年1月3日)

 

記念すべき2020年初投稿は、この夏に開催される東京オリンピックの野球代表メンバー(24名)を考えてみたい。それにしても、とうとう2020年になったなぁ・・・としみじみ感じる。

さて、メンバーを考えるためには、まず開催ルールや日程を理解することが必要である。土俵のことを知らずに、ただ良い選手24人を選ぶだけでは決して優勝はできないだろう。

ということで、オリンピックでの競技ルールや日程をまとめつつ、最終的な代表メンバー24人を考えていきたいと思う。

●目次●
1.開催ルールと日程
2.取るべき戦略
3.投手を何人用意すべきか?
4.野手の構成はどうするか?
5.代表メンバー案

1.開催ルールと日程

1ー1.出場国

まず、出場するのは6カ国である。本記事投稿時点(2020年1月3日)で、出場を決めているのは日本(開催国)、韓国・メキシコ(プレミア12)、イスラエル(アフリカ・欧州予選枠)の4カ国である。

残りの2カ国は、アメリカ予選枠、最終予選枠により2020年5月までに決まることになっている。(オリックスファンの私的には、アメリカ(ディクソンやAJがいる)が出てくれると楽しい。)

1ー2.日程

6カ国と聞くとなんとも中途半端な印象を受けるが、大会の日程はどのようになっているのだろうか?まず、五輪HPに対戦スケジュールの分かる表があったので、まずはそれを貼り付けよう。

 (# は試合の番号を表している)

また、私独自の加工を加えている点があり、それは緑で書いた試合日付青の四角い枠でいくつかの#(試合番号)を囲った部分である。この青が意味するのは、「この試合に負けた時点で優勝トーナメントから脱落する。」ということである。これらの加工を含めて見ると、複雑なトーナメント表もある程度は分かりやすくなる。

1ー3.各ラウンドの概要

6カ国がまずAグループ、Bグループの3カ国ずつのグループに分かれ、その中で2試合を戦い、順位が決まる。どういう日程が割り当てられるかは不明。ちなみに、7/31→8/1の2連戦になることもあり得る。【オープニングラウンド・7/29〜8/1】

その後、変則トーナメントにより優勝チームを決める。敗者復活制であり、基本的に一度までは負けられる。【ノックアウトステージ・8/2〜8/8】

全体としてみると、2020年7月29日から8月6日までの9日間で準決勝までを行い、8月8日に決勝と3位決定戦を行う。

肝心の優勝までの試合数はどうなるだろうか?ノックアウトステージでの勝ち進み度合いにより大きく変わるが、最少で5、最多で8になる。(数えてみてほしい。)

2.取るべき戦略

まず、いくつかの勝ち上がりパターンを調べ、それらを比較することから取るべき戦略を見極めていこう。

2ー1.最高のシナリオ

一番良い勝ち進み方は、オープニングラウンドで1位になり、#4(勝ち) → #7(勝ち) → #10(決勝)と進むことである。これが最少のパターンで全部で5試合のみで済む。

この勝ち方のどこにメリットがあるかと言うと、もちろん試合数が一番少ないだけでなく、連戦がないことである。しかも、準決勝→決勝は中2日になり、圧倒的に負担が少ない。

2ー2.次善のシナリオ

ベストまでは行かなくても、次に良い勝ち方は何だろうか?

それは、オープニングラウンドで1位になり、#4(勝ち) → #7(負け) → #8(勝ち) → #10(決勝)と進むことだろう。表で、4、7、8、10と数字を追ってみてほしい。日程にもある程度余裕があるし、仮に#8で負けても、3位決定戦には進むことができる。

と、ここまでで次善のパターンまでを見たが、これで分かったことは #7に駒を進めることがメダルへの近道であるということだ。(もちろん、金メダルしか狙って欲しくないが)

2ー3.最悪のパターン

#1で敗退するのが最悪なのは間違いないが、”優勝するまでの最も険しい道のり”は何だろうか?それは、以下のようなパターンである。

#1 or #2(勝ち) → #3(負け) → #5(勝ち) →  #6(勝ち) →  #8(勝ち) → #10(決勝)

これはとにかく試合数が多い!しかも、オープニングラウンドの日程次第では、7連戦にもなり得る。これの何が特に嫌かと言うと、先発投手が少なくとも5枚は必要になるという点だ。本音を言えば、6枚先発が欲しい。

2ー1で見た最良パターンの場合は先発はおそらく3枚で足りるし、2ー2の次善パターンの場合でも4枚あれば十分だ。勝ち進みパターンにより、必要となる先発投手の枚数が異なってくるというのは悩ましい問題だ。

投手を何人用意すべきかについては、3で詳しく考えることとして、続いては今回のトーナメントの特性から、優勝のためにどのような戦略を取るべきかを述べたい。

・・・とその前に、あまり上下にスクロールしないで済むよう、表を再掲しておこう。

 

2ー4.重視すべきこと

  • オープニングラウンドで、グループの1位になること。(#4に進むこと)
    #4に行った時点で、仮にそこで負けることがあっても、連戦は1回しかなく、非常に負担が少ない。#4を勝てれば、そこから2連敗しても3位決定戦にいけるのも大きい。

  • グループ2位以下に終わった場合、#3で負けないこと。すなわち、#3は必勝を期すこと。
    ここで負けることは、2ー3で述べたとおり「最悪のパターン」になる。最大7連戦を勝ち残って優勝するのは非常に苦しいだろう。したがって、#3に進んだ場合は何としてでも勝たなければいけない。

  • ノックアウトステージの急所で、自信を持って先発させる投手がいること。
    負けられない試合や、なんとしてでも勝ちたい試合で投げさせる先発投手を、少なくとも一人はノックアウトステージまで取っておきしたい。

3.投手を何人用意すべきか?

おそらくお気付きの通り、今大会の投手起用は非常に難しい。勝ち上がりのパターンが複数あるのが一番の要因だが、オープニングラウンドの試合日も未定だし、特に横浜スタジアムでの試合がほとんどということで雨天中止が生じる可能性も大きい。(あと、台風が直撃したらどうするのだろう・・・。)

とにかく、臨機応変な投手起用とそれに耐えられる器用さが欠かせない。タイブレークもあるそうなので、延長戦の心配はそこまでしなくて良いが、それでも投手陣の充実は優勝には欠かせないピースであるように思える。

以上を踏まえて、私は以下のような投手陣を提案する。

  • 最も強力な先発投手2枚をオープニングラウンドに投入する。その後は、8/5以降の試合で先発。
  • 同等に強力な先発投手1名を、#4もしくは#3(8/3)で先発させ、8/8の最終日には中継ぎ待機(場合によっては中4日で先発)。
  • 4枚目の先発は、#1もしくは#2(8/2)に向けてスタンバイ。場合によっては#5(8/4)の先発も。先発の出番がなければ、中継ぎに回る。
  • 5枚目の先発は用意しない。仮に必要になった場合は、それまで登板の少なかった中継ぎが先発する。

つまり、まとめると、投手陣としては以下のような構成が良いのではないだろうかと思う

  • 先発1、2:エース。オープニングラウンド、および8/5以降に先発
  • 先発3:エース兼セットアッパー。#4もしくは#3(8/3)で登板し、8/8最終日は中継ぎ(場合によっては中4日で先発)
  • 先発4:便利屋。#1もしくは#2(8/2)に登板。先発の出番が無ければ、適宜中継ぎスタンバイ
  • ロングリリーフ1:非常時のロングリリーフおよび先発投手が不足した際の先発
  • 中継ぎ1〜4:中継ぎ専念
  • 抑え・・・抑え専念

ということで、投手陣は10人が必要十分と試算する。11人目の投手をどうするかは、野手陣の兼ね合いから考える。

4.野手の構成はどうするか?

捕手:2名
内野手:6名
外野手:4名
ユーティリティ枠:1名

の13名がいれば、とりあえず十分に思える。

ということで、投手は10名で足りそうだし、野手は13人で足りそうであるというのが私見である。24人目の選手をどうするかは、実際の選手を考えてバランス的に決めることにしよう。

5.代表メンバー案

ここまで長くなったが、以下が個人的な代表メンバー案である。

投手11人

  • 先発1、2<菅野、有原、今永、大野>からシーズンの調子が良い2名
  • 先発待機および便利屋1:上記から漏れた人
  • 先発3:山本由伸
  • 先発4:高橋礼
  • ロングリリーフ1:千賀
  • 中継ぎ1〜4:<森唯斗、中川皓太、岩崎優、宮西、増田、松井裕樹※など、調子が良い中継ぎ投手から選抜>
    ※2020年は先発転向だが、五輪は中継ぎで。
  • 抑え:山﨑康晃

結局、野手のバランスを考えても、投手は11名にした。11人目は先発待機および便利屋という枠にして、先発投手から漏れた投手を当てはめたい。これは、先発投手1、2が不調に陥ったり、#3敗退のパターンの連戦に備えてのバックアップである。

野手13人

捕手:森友哉、會澤翼
内野手:山川、山田哲人、外崎、坂本、浅村、茂木
外野手:鈴木誠也、柳田、吉田正尚、丸佳浩、近藤健介

私が重視したのは、調子の良い打者を使えるようにするということである。調子の見極めができるかどうかは置いておき、「この選手は調子が悪いが、起用せざるを得ない。」という状態を生じないように、全ポジションで複数の候補があるようにした。

おそらく、茂木(楽天)の名前を見て、以外に思った人もいるのではないかと思うが、ショートとサードを一定の水準で守れて、なおかつ打力も上のレベルにあるのは彼しか見当たらなかった。

さて、各ポジションの起用は具体的には、

捕手:森と會澤(近藤は超非常時のバックアップ)
一塁手:山川と浅村
二塁手:山田と外崎と浅村
三塁手:外崎と茂木と近藤
遊撃手:坂本と茂木
レフト:吉田と近藤
センター:柳田と丸
ライト:鈴木と吉田

と、各ポジションに対して満遍なく複数人がいることになる。

よく話題になる「足のスペシャリスト」こと周東佑京だが、私は近藤との競争だと思う。近藤の打撃の調子と、周東のレフト守備や打撃の調子とを、天秤に掛けるのがいいのではないか。

 

ということで、今年も良い年になりますように。


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