残り3試合をどう勝つか考える（2021年10月19日）

久しぶりに5点以上取り、勝つことができた！ロッテが負けたので、今日で大分風向きが変わったと言えるだろう。

ロッテは依然としてオリックスより3試合多く残しているので、ロッテにマジックが点灯している状況には変わりはないが、お互いに追い詰められたような状況だ。

オリックスの残り3試合の勝敗に応じて、ロッテの優勝条件は以下のようになる。

オリックスが3勝0敗　→　ロッテは1敗できない。5勝1分が最低限必要。（4勝2分は不十分）
オリックスが2勝1敗　→　ロッテは2敗できない。4勝1敗1分や3勝3分が最低限必要。
オリックスが1勝2敗　→　ロッテは3敗できない。3勝2敗1分や2勝1敗3分が最低限必要。

これを考えると、オリックスの理想はもちろん3勝0敗だが、2勝1敗でダメなら仕方ないという感覚も持つべきだろう。ただし同時に、オリックスが勝利する度にロッテにのしかかるノルマが跳ね上がることも忘れてはならない。

さて、オリックスの残り3試合は

10/20 vs楽天 （山﨑福也ー則本※中5日）
10/21 vs西武 （宮城ー今井※中5日）
10/25 vs楽天（山本ー田中？※中7日）　

というマッチアップだろう。3戦目の楽天はローテーションどおりに行けばおそらく田中なのだが、その時までに楽天の順位（3位）が確定していればローテーションをいじる（田中をスキップする）ことは大いに考えられる。

このマッチアップを考えたときに、どこに注力すべきかを考えみたが、もはや軽視できる試合は全く無い。「全試合必勝」に限る。

とくに、ロッテは明日から３日間お休みで、次の試合は23日からの日ハム戦になるので、その間オリックスは可能な限り勝っておき、プレッシャーを掛けたいところだ。もしオリックスが明日から連勝できれば、ロッテは先述のとおり２敗できない状況になる。もし23日、24日の日ハム戦で1敗でもしようものなら、本当にもうあとひと押しの土俵際に追い詰めることができる。

こう考えると、目先の試合は中継ぎ投手にはフル登板してもらわないといけないし、先発には飛ばしてもらうことが必要。先発の仕事は長いイニングを抑えることではなく、無失点で３回を投げきることくらいに考えて欲しい。

• 今日投げた田嶋が抹消になる分の中継ぎ投手の登録も必要になる。ちょうど今日のフェニックスでバルガスが投げたようだが、昇格があるか？（その他には漆原、村西、黒木、齋藤が候補だろうか。）
  
  
• 私は、捕手・若月を推したい。今日の試合は、左ピッチャーのリードで左バッターのインコースをしっかり突けていて非常に良かった。（本人もヒーローインタビューでこのように言っていた。リードのことをヒーローインタビューで聞いたり喋らないで欲しいのだけれど。）また、この時点で見れば、打撃でも伏見より若月ということになると思う。山﨑福也とのバッテリーになるので、経験から普通に考えれば伏見になるのだが、ここは勝負に出るところだと思う。
  
  
• 打線については、Ｔが最後に来て状態を上げてきた（ように見える）。DHは思い切ってモヤを外して、来田かＡＪか太田にしてもいいと思う。ただ、来田と太田は落ちるボールへの対応が少し厳しいので、ＡＪが一番無難なように思えるが、流石にぶっつけ本番すぎる。このへんは、練習での状態次第なので首脳陣に任せるしかない。困ったときの山足もありかもしれない。とまあいろいろ考えたが、結局モヤが無難ということになるのかな。
  
  
• 打順としては、福田→宗→杉本→Ｔ→モヤ→安達→紅林→中川→若月でどうだろうか。忘れないうちに言っておきたいが、３番紅林をやめたのは大きな一歩。あまりに対応が遅かったと思うが、それでも着実かつ偉大なる一歩。今日マルチヒットを打ったからといえ、それで３番に戻すのは絶対にいけない。断言するが、大悪手だ。
  
  
• 最終戦は山本に託すのみ。山本で負けるのは諦めがつく。
  
  
• バント（1・2塁での）やスクイズは、今シーズン成功確率が低いので、戦略としてもう見限るべきだ。これまでできなかったことが、この土壇場でできるようになるという理屈はない。むしろ、より緊張がかかる場面になるわけなので、成功確率が低くなるくらいで考えるべきだ。

とにかく勝つこと。そのためには、今まで以上に1球1球に集中すること。それしかできることはない。あとは、チームスタッフは相手予告先発のクセを徹夜してでも探す。人事を尽くして天命を待つ、それでダメならもう仕方ない。

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