オリックス日記(2025年4月7日)

今シーズン、開幕してから初の更新となったが、3カードを終えてこの勝敗(7勝1敗)でいられるとは、正直、開幕前は思っていなかった。

ただ、オープン戦のひどい状態からは脱却しているのではないかという、ある程度の期待もあった。オープン戦もシーズンもしっかり試合を見てきた自分なりの(←その割にブログ全然更新せずで恐縮・・・)今の感想を書いていこう。

まず一番思っていることを書くと、打撃コーチが久々に優秀なのではないか?つまりは、嶋村一輝コーチと川島慶三コーチだ。(ふたりとも、それぞれ違う理由だが、フルネームで書きたくなるものだ。)

オープン戦の頃から、各選手の打撃フォームが常に微修正されている。前日と当日とで、それなりに違うことも珍しくない。おそらく、1ヶ月前のオープン戦と今のフォームを見比べると、かなり違うと思う。近年のオリックスの選手で多かった、とにかくトップだけやたら深くて、ろくにバットが出てこないスイングをするのが、だいぶ改善されたと思う。紅林は特に劇的に変わったと思う。

意識付けも良いと思う。しっかりセンター前や軽打を意識している打席が多く、追い込まれてから脆さを感じさせない選手が多い。

まだまだ心配な選手も少なくないが、ちゃんと修正と実行が効いているので、期待ができるかなと思っている。

続いて、選手起用も良くなったのではないかと思う。不自然な固定が減り、最低限の出番が与えられるなど(←これは怪我人の影響もあるが)、ベンチ入りメンバーの有効活用が目立つ。特に、中盤・終盤での交代や守備固めなど、ベンチ入りの選手を出し惜しみしない場面が目立つ。去年などの「全員で勝つ!」はウソだなあと思っていたが、今年は今のところホントだろう。麦谷や山中のルーキーの面々による活性化も見ていて楽しい。

投手陣も、今のところは全体的に対戦打者の脆さに助けられている部分も大きいかなとは思うが、十分に順調だろう。

個人的に開幕前に心配していたのがペルドモだが、最近は非常に良くなった。(前まで、悪い意味で力感があった。)平野も無事にNPB通算250セーブを達成したし、マチャドも去年通り期待できそうだし、先発はまだまだ様子を見ないといけないが、投手陣全体としてそう大崩れはしないだろう。

そんなポジティブな私だが、暗くなる話題もやはりある。

一番は、宇田川のトミー・ジョン手術だ。あの2023年の日本シリーズでの謎の連投がなければ、どうなっていたのかなあ・・・といつも考えてしまう。あの起用をした監督がスペシャルアドバイザーとしてまだ球団と関わりがあって、宇田川が必死にリハビリをしているのは、なんともスッキリしない話だ。(濁さず言うと、気分が悪い話だ。)

本日の山﨑颯一郎の登録抹消も、本来のボールが全く戻ってきていないのでしょうがないのだが、最後に本来のボールを見たのはいつだったか・・・と振り返ると、同様の気分にならざるを得ない。

山岡のオンラインカジノ問題もはじめは非常にネガティブな気持ちになったが、その後の山岡の対応には、ファンとして十分に納得することができた。NPBは何をしたいのか、何をしているのか・・・という不信感は残るが・・・。

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