日記(2023年7月24日)

本日は、ソフトバンク対ロッテの試合を、たまたま9回裏から見ていた。いくつか、書いておこうと思う。

●ソフトバンクが勝つと予想していた。

試合前から、今日でソフトバンクの連敗は止まると思っていた。佐々木朗希が相手だからこそ、勝機が生まれるというもの。最終盤まで虎の子の1点を守ったが、オスナでリードを守りきれず、しかもサヨナラというのは全く予見していなかった展開だった。

●前日に起因する。

前日(23日)のゲームでは、先発の板東を5回2失点(81球)で降板させ、6回から継投に入った。オスナも9回にピンチを招き20球を投じていた。その連投でピッチングのクオリティが落ちるのは仕方ない。全体的に打線が点をとりきれず、その分中継ぎにしわ寄せが行っている。その中で長いイニングを先発になかなか任せられない、という慢性的な状況が続いている。

●ソフトバンクの勝利を応援していたが・・・。

オスナの気迫のプレー(※)で2アウト目をとり、9回2アウト1塁となった場面。そこでソフトバンクベンチの様子が映し出されていたが、あのニコニコっぷりでは、この結果に不思議はない。ホームランが出てもまだリードしている場面ならあの雰囲気はまだありえるが、5秒後にはボールがスタンドに届いていて敗北が決定しているかもしれない状況で、あの緩みはありえない。

あのシーンを見た瞬間、応援をやめた。グラウンドに立っている選手たちのプレッシャーや真剣さを考えたら、とてもあのような雰囲気にはなれないものだと思う。

(※)あのオスナのプレーに対して、リクエストがなかったらまた違った結果になっていたのかもしれない。あそこでできた間が、全体的に集中力の維持を難しくしたかもしれない。

●同点でも良い、となれなかった。

2アウト1塁の場面ということで、次の1点を取られるまでに次のアウトを取ればよい場面。つまり、四球もあり得る場面で、どうにもボールが中に入ってしまった。あの場面は、逆球でアウトを結果オーライで取るよりも、外角にきっちり投げたボールをセンター前に単打を打たれる方が偉い。

力みがあったのか、焦りがあったのか、あるいは精神的な負担も大きかったか。連敗中のゲームであり、しかも連投。難しさがいつもの何倍もあったかもしれない。

●藤本監督のメンタルケアを。

常勝のチームで優勝を当然のように期待されているチームを率いている監督だ。チームの勝敗の責任を最も背負う立場であり、精神的ショックは計り知れない。しっかりとケアしてほしい。

コメントを残す