https://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2023/pl2023070104.html
森の負傷で、食事も喉を通らない・・・。金子の引退セレモニーもあり、色々な感情になった試合であった。
●半ブルペンデー
先発のコットンは3回のみの登板で、あとは継投をつないでいった。小木田の2イニングをゼロに抑えた投球が良かった。本田も失点はしたが、以前より良くなっていたのではないかと思った。
●上沢に負けをつけた・・・!
あまりに久しぶりすぎて、まだ実感がないが、ようやく負けをつけることができた。それでも8回を投げさせてしまうなど、不満は残る。これだけ走塁面でアウトを献上してしまうと、点が入るものも入らない。
●万波の肩は本当に強い。
ここまで肩が強い選手は久しぶりというくらい、本物の強肩だ。送球も正確だったし、素晴らしかった。ただ、万波が球界トップの強肩なのに、あえてチャレンジする必要があるか?ということをいずれも思った。(森の2塁からのタッチアップ、宗のホーム突入)
●宜保の好調は大きい
森の離脱が決定的な中で、左打者が少なくなる中で好調の状態をキープしてくれると大きい。
●森の負傷
ショック。あまりにショック。
積極的な走塁が本当に素晴らしい選手だが、それが裏目となる結果になった。まだ怪我の重さは分からないが、長期離脱は避けられないだろう。森なしで首位を堅持するのは困難を極めると思う。
森が復帰した時に優勝を狙えるような位置はキープしたいが、そもそも森の復帰はいつになるか・・・。本当に最悪は、シーズン全休も覚悟しないといけない。いずれにせよ今は情報を待つだけだ。
●金子の引退セレモニー
本当に引退してしまったのだなあ・・・。オリックス・バファローズになってからの第1期ドラフトで入団してくれた選手であり、ずっとチームを支えてくれた選手だった。
記憶に残っている試合が多い。色々記憶が間違っているかもしれないが・・・。
①2010年の開幕戦(京セラ)。岩隈との投げ合いで1−0で完封した。9回、聖澤をゲッツーに取ったのは興奮した。
②2014年の巨人戦(京セラ)。9回までノーヒット投球をするも、打線が点を取れずに9回で降板。9回裏に2アウト満塁を作るも、ヘルマンがあっさり凡退した。試合も確か馬原が12回に亀井に勝ち越しホームランを打たれて負けた。8回だったかに、阿部の強烈なライナーを安達がジャンプ一番で捕球したのを見て、行けると思ったのだけれどなあ。
③2010年のロッテ戦(@千葉)。前のカードで先発していたのに、1イニングをリリーフ登板した。本当に驚いた。投げたがりの金子だからありえるのか、とも思った。
④2011年のソフトバンク戦(シーズン最終戦)。勝てば3位という試合で、試合を作ることができなかった。結果、毛の勝率差で西武に3位を譲ることになった。
⑤オリックス最後のほう。若月と組んだ試合で、露骨にダメ出しをしていた。エースとして、もう少し振る舞いがあるだろう・・・とは思った。それだけ真剣だったということだ。
全盛期のチェンジアップは、未だに近年のプロ野球界で最高のボールだと思っている。つまり、もし私がピッチャーで、「9回裏2アウト満塁、フルカウント。何でも好きなボールを投げられるとしたら、何を投げますか?」と聞かれたら、「外角低めに金子のチェンジアップ」というのが私の答えだ。(もちろん、他の球種とのコンビネーションが大事であることは置いておいて。)それくらい、圧倒的なボールだった。
あとは、カットボールもかなり好きだった。しっかり曲がっていて、なかなか打つポイントがイメージしづらい球だった。
糸井との対戦も、とても良かった。まず懐かしい!やっぱり、金子も糸井も、オリックスのユニフォームの方が私にはしっくり来る。あと、糸井への初球でカーブを投げたのは、オリックスファンなら多くの人が予想できたのではないかと思う。だって、キャンプでイチローと対戦した初球にカーブを投じたのだから。(清原がなんか騒いでいた。)
金子でも130勝か・・・と思うと、本当に200勝というのはとてつもなく高い壁だと改めて感じる。怪我は決して少なくなかったが、投げ方的にも仕方ないところがあったのかなと思う。
あとは、ブログなど、オリックスの中で情報発信を頑張っていた選手のひとりだ。そういう意味でもチームへの貢献が大きかった。(当時で言うと、下山のブログも。)
やっぱり、金子、平野、岸田の継投。オリックスの継投といえばこれだと思う!平野は私は本当に大好きな選手のひとりで、長く現役を続けてほしい。
管理人さんお疲れ様です。
わたしも子育て中で、なかなか試合が見れない毎日です・・・
その中で金子のセレモニーは本当に感動しました。
すごい投手というのは、山本や佐々木、千賀など様々な投手がいますが、
個人的には金子はずば抜けて「美しい」投手だったと思います。
球筋、フォーム、捕手がミットを動かさずに吸い込まれていくボール・・・
すべてが芸術のような投手でしたね。
書いていただいた試合すべて、昨日のように思い出せる試合ばかりです!
金子リリーフの試合では、確か9回、満塁で金泰均の打球を下山が見送って
ファールだったと記憶しています。
岡田監督の勝ちたい、という執念が現れた熱い試合でしたね・・・。
今のオリックスのベースというのは、2018年末の各選手の退団が
スタートだったと思っているので、結果として山岡、山本を
軸にしたチーム作りにつながったのかなとは思いますが、
それ以前を支えてくれた選手(金子、西、伊藤、松葉・・・)
このあたりの選手に優勝を味わってほしかったな、と思います。
なかなか私も試合そのものを見れていない毎日ですが、管理人さんの投稿を
見て、選手の姿をイメージしています。
また投稿をお待ちしています。