試合感想(オリックス対日本ハム・2020年7月7日)

今日はベストゲームと言っていいのではないか!点を取られる気配なく、クリーンアップを中心にコンスタントに点が取れた。盤石な試合だった。毎日こんな試合がしたい。

スコアはこちらから。
https://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2020/pl2020070716.html

それにしても最近は忙しい!せっかく最近いい試合が増えてきたのに、野球をちゃんと見て、それをブログに投稿する時間を捻出するのが厳しい日々が続いている。。

ただ、私が忙しいなどというのはどうでもいいことだ。今は九州をはじめ、過去に例を見ないような大雨による災害による犠牲が少しでも少ないことを願うばかりだ。


<全体的な感想>

  • サード宗でしばらく持ちこたえてほしい
    守備は正直一番安心して見ていられるが、打席での内容はちょっと厳しい・・・。私は今の打撃フォームは、いいところを見つけるのが難しいとさえ思っている。あんな上半身だけの打ち方でボールは飛ばないし、スイングも安定しない。ただ、私は前々から指摘していたが左バッターが3人しかいなかったとき(吉田、T、後藤)から比べると、打線全体のバランスはかなり良くなった。全体的に不調者が復調するまで、もうちょっとサード宗で持ちこたえていきたい。
    1番サード宗が厳しくなってくると、2番吉田(あるいは2番T)が現実味を帯びてくる。

  • 日ハムはちょっと見ていて厳しさを感じる。
    全体的に、打線のプレッシャーが少ないと感じる。しかし、である。日ハムは本日の試合が終わった時点で、得点55失点84で6勝9敗1分。オリックスは得点62失点67で5勝10敗1分。日ハムはやはり試合巧者なのだと思う。あと、オリックスは全体的に采配が足を引っ張っているのは、この数字を見ても疑いようがない。

  • オリックス打線はようやく破壊力が備わってきた。
    脇を固める選手たちは率直に言ってダメな成績が多いが、打線の中核は非常にいい感じだ。吉田とTがOPS 1.000クラス、ロドリゲスがOPS .800クラス、AJがOPS .750クラスの打撃をしてくれているので、非常に期待が持てる。
    あと、若月と安達がOPS .700~750クラスの打撃を継続してくれているのが大きい。

  • オリックスは先行逃げ切りのゲーム展開を目指すべき
    防御率はリーグ2位なので概ね投手(というか先発陣)は優秀だが、中継ぎ・抑えには非常に不安が残る。そこで、序盤からどんどん大量点を狙っていき、先発になるべく長いイニングを投げてもらって、ある程度のリードをもったうえで継投を考える。そういう展開を狙っていきたい。延長も10回で打ち切りなのも追い風で、限りある勝ちパターンの起用を的確に選択できる。したがって、序盤から短絡的に送りバントを繰り返すのは、下策であるとはっきりと述べておきたい。

<投手>

  • アルバースはかなり良かった。
    前回登板よりも、やや真っすぐのキレが良かっただろうか。時折、これは打てないというボールが何球か来ていた。真っすぐでどんどん勝負できるのは状態が良い証拠。来日1年目を思い出す。

  • 山田
    いつも通りよかったのだが、大量リードで投げることに違和感がある。

  • 杉浦(日本ハム)
    調子は良かったように見受けられた。その投手を5回持たせず、3点も取れたのは非常に自信になる。
    真っすぐの制球が大体よかったし、スライダーは非常にブレーキが効いていた。シュート(あるいはシュート回転したボール?)の制球がよくなく、そこは改善しなければいけないのだろうと思った。
    (もっとスライダーを増やせばいいのに、と見ていて思った。)

 

<野手>

  • 吉田
    今日、金子から打ったホームランは凄かった。数あるホームランの中でもかなり印象に残る当たりだった。構えや調子もいいのだが、相手投手が吉田のインコースを最後まで攻めきれないシーンが目立つ。それだけ怖さがあるのだろうと思う。
    改めて、金子の投球フォームを見ていると切なくなる。2013年あたりの全盛期と比べると、肘の使い方が別人かというくらい違う・・・。もうかえってこないのだなあと寂しくなった。あと、流石にそろそろオッサンっぽくなってきた。(吉田のことを書くところなのに、金子のことばかり書いてしまった。)

  • AJ
    少しずつ打つときに下半身の粘り(ふんばり)が出てきたと思う。ほんの少しだが。この調子で少しずつ上げていってもらいたい。
    ところで、案の定AJはDHになっているが、私はレフトT、ライト吉田をシーズン前に全然試していなかった首脳陣たちには、準備が甘かったのではないかと強く言いたい。(今になって結果論で言うのではなく、私は当時から何度も指摘していた。十分に予想できるし、準備しなければいけないことではなかったか。)

  • ロドリゲス
    守備はおいおい・・・というプレーがちょっと多いが、打つ方は粗さはあるがコンスタントに長打を打ってくれればそれでOK。私は想像以上に四球を選んでくれているのが印象◎。

<明日について>

■鈴木優 vs マルティネス

鈴木優がどれだけ投げられるか。普通に考えれば、日ハムはツーシームをカットして粘ろうとしてくる戦略を取ってくる気がする。四球で球数を要さないように注意してほしい。(そんなわけで、フォーシームとスライダーが鍵になるかな、と踏んでいる。)
マルティネスは、2月か3月に練習試合?で当たった時は「今年は手ごわないなあ」と思ったが、公式戦が始まってからは結果が残っていないようだ。明日はよく見てみたい。

 

試合感想(オリックス対日本ハム・2020年7月7日)」への29件のフィードバック

  1. 管理人様、いい流れになってきましたね!
    日ハムより打線は上なので、打ち勝って欲しいです。
    ロドリゲスナイスホームラン!!
    杉浦の調子を崩す、素晴らしいバッティングでした!低めのボールをライナームラン♪

    この調子でみんなでかって欲しいです(*´∀`)♪

  2. 管理人さんお疲れ様です。
    ブログ更新ありがとうございます。

    本当に、野球が見れることに感謝しないといけない毎日ですね…

    チームも大分いい感じになってきましたね!
    開幕からの心配のタネのジョーンズの守備、ロドリゲスの打撃、2つが管理人さんのご指摘の通り、
    準備等含めて完全ではないにしろ、ある程度解決(というか実際は、「ちょっとはマシ」、というレベルですが)したのが大きいと思います。
    外国人も結果として、5枠すべて使い切れているのも大きいですね。

    個人的には、野手で代打要員(1点差の代打で杉本とか使えれば嫌なはず。)を上げてもよいのでは、
    と思わなくはないですが、野手が増えても、どうやって出番を与えよう・・・という首脳陣の腐心ばかり
    増えるのなら、今のままのほうがマシなのかもしれないですね。レベルの低い話ですが・・・

    最近、福良と西村監督の確執?という記事もあり、どこまで本当か怪しいですが、やはり
    現場介入があるのでは?とかいらぬ心配をしてしまいます。
    (申し訳ないのですが、開幕からの代打小島、サード小島、ファースト小島、すべて
    見ていてため息しか出ないので、なんとかならないものでしょうか・・・)

    さて、今日の先発の鈴木優は前回山川選手がスライダーのキレにびっくりしていましたね。
    ご指摘のとおり、ツーシームばかりでなく、フォーシーム、フォーク、スライダーそれぞれ良い球だと思うので、うまく投げてほしいです。

    鈴木優のような、失礼ながらドラフト指名時に全プロ中一番下、という立場の選手がここまで育ってきたというのは、2軍の選手やスタッフの励みにもなるでしょうし、
    なんとか今日も結果を残して、更に飛躍してほしいと思います!

  3. やっと良い感じにはなってきましたね
    ただ、打撃成績や投手成績、得失点差を見ると3,4位相当でしょう
    接戦で負けまくり、逆転負け多く、延長やサヨナラ負けってのは采配による所が大きい所で首脳陣の采配下手は今季も変わらないと痛感してます
    更に接戦(采配)が弱いのを認識すれば尚更バントをしてはいけません。接戦負けを増やし、中継ぎ陣は疲労し、ベンチの雰囲気も悪くなる
    現状の問題は三塁とセンターと中継ぎ,抑えですね
    中川の不振は予想外で残念だが,宗は相変わらず怪我や不振で好調維持が出来ず期待通りに伸びませんね
    後藤もFA年で飛躍するかも!って少し期待したが…それどころか守備まで…
    現状だと、2軍で結果出してる白崎を3塁でセンターに宗か、松井佑(左右の守備を考えると厳しいかな)とかで上手く対処して欲しいなぁ
    あとモヤは練習試合で無気力三振で造反かと言われたが、殆ど2軍でも出てないのは更に揉めてるのか心配…

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