みなさん、優勝記念グッズはもう注文しましたか?まだの方はこちらから!
私は早々に注文を済ませ、去年買ったロックグラスに並々と注いだお気に入りのワインを飲みながらこの記事を書いている。本当に良かった!!おめでとう!(このまま、去年実現しなかった日本一グッズも10月下旬に買わせてもらいたい。)
今シーズンも色々あったが、投手も野手も酷使することなくゲーム差無しの同率での優勝というのは、最も効率が良いというか、最高の結果だ。しかし、ここまで胸がしめつけられるような気持ちになったのは、久しぶりだ。
去年もそうだったが、やっぱり宮内オーナーの胴上げのところで一番涙腺が緩くなる。この現象はなんなのだろう?あとは、中川の泣いている表情が印象的だった。今日の試合も打てなかったし、最近悪かったもんな。本当に最高の結果になって良かったよ。これで、10.2は最高の思い出の日となった。
オールスターが終わった頃くらいから、今シーズンの優勝ラインは「貯金10」が目安になるとずっと思っていた。結果は、76勝65敗2分でオリックスとソフトバンクが並んだ。つまり、実際のラインは「貯金11」だったわけで、私の予想以上だ。2チームとも特に最終盤は意地が出て頑張ったと思う。数字も同じわけだし、本当に差はなかったが、やっぱり山本と吉田という2人が別格であるのと、監督の差も少しあったのかなという風には思う。ソフトバンクと西武のどちらとCS 2ndで対決することになるかは分からないが、最高の試合を一緒にしたい。
で、今日の試合前からどう思っていたかということを書いていきたい。引き分けの確率は無視すると、それぞれのチームの勝ち負けを1/2で勘定すると、オリックス優勝の確率は単純には25%ということになる(オリックス=勝ち、かつ、ソフトバンク=負け)。それでも、私的には25%よりも多く確率があると思っていた。具体的には40%〜50%はあると思っていた。
というのも、まず前日の試合でソフトバンクは延長11回サヨナラ負けだったが、藤井、モイネロ、松本が3連投(しかも3日連続の)をするなど、接戦の展開で不安があったということ。だから、序盤ソフトバンクが2点リードという速報が入っても、このまま接戦で行ってくれれば十分にチャンスはあると思っていた。こういう言い方はよく無いが、前日のソフトバンクvs西武で、9回の柳田の同点ホームランによる延長戦突入(と山川によるサヨナラHR)でお膳立てが整ったと感じていた。(出来すぎているとでも言うか)
あとは・・・そのサヨナラHRを打たれた藤井投手が泣き崩れていたのを見て、かなり精神的にプレッシャーが掛かっているのだなあと分かった。
さて、今日のオリックスの試合に目を移すと、2点を先制され、非常に嫌な空気になった。ただ、2点を取られても気持ちが切れた選手も、ファンも、当然いなかったはずだ。あの場面を2点で抑えたことが大きかった。宇田川は本当に頼りになるよ。将来的には、このままブルペンなのか、それとも先発もあるのか、今から楽しみだ。その後の颯一郎の2イニングも完璧だった。7回にクリーンアップを颯一郎が3者凡退で抑えたので、相当勝利が近づいた。ワゲスパックも本当に粘り強く投げたし、阿部もいつもの投球をしてくれた。(なので、7〜9回は3者凡退を3イニング続けた。クリーンアップに余計に打席を回さなかったのが本当に大きかった。)
打つ方では、今日は伏見と紅林と福田がいい働きをしてくれた。その中でも紅林のマルチが大きかった。シーズン100安打も達成したし、本当に良かったね!伏見のバッティングも良かった。ちゃんと引きつけていい角度でバットを出していた。この2人より内容が良いと思ったのが福田だ。しっかり振れていて、トップバッターとして非常に良い働きをしていた。
指名打者の先発が来田だったのは謎だったが、それでもその後の山足が最高の仕事をしてくれた。スライダーをバントできる雰囲気が全くなかった(本当に皆無だった)が、低めのボール球を完全に見極めて四球で繋いだ。この打席が普通の凡退だったら、負けていたろうと思う。その後の指名打者の杉本も、とても良かったね。1打席目の対ソンもいい感じの打ち方ができていたので2打席も期待していたところ、しっかりと打ってくれた。一応言語化しておくと、杉本の何が良かったかと言うと、外のボールを追いかけすぎないのが良かった。
田中将大のピッチングについて述べておくと、先週も対戦してある程度分かったので言うが、はっきり言って各球種がバラバラであるように感じた。どういう意味かと言うと、ひとつひとつのボールを見ているととても良いピッチャーであるように思えるが、各球種が他の球種を活かせるようなボール(軌道)になっていないので、どうしても限界がある。
勝って兜の緒を締めなければならない。
無事にリーグ優勝はしたが、だからと言ってCSと日本シリーズも勝てることにはならない。宮城と田嶋も炎上した今、先発陣の整備(形づくり)が欠かせない。明日からは、実戦形式の紅白戦等を通じて、各選手のコンディションを上げていって欲しい。
今なら、颯一郎の先発転向もありだと思うが、実際問題その手は打てないだろうなあ。ちなみに、颯一郎のまっすぐは今のNPBでも有数の速さだと思う。先発と中継ぎの違いはあるが、佐々木朗希投手の真っ直ぐよりも強力ではないかと思っている。彼らを見ていると思うのは、本当に高出力な投手というのは、足が長くて、重心移動が上手だ。
再開~ペナント終了まで更新いただきありがとうございました。
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