オリックス日記:10.2へ(2022年10月1日)


ソフトバンクもオリックスも、残りあと1試合となった。オリックス優勝は、SB負け、オリックス勝ち以外にない。言い換えると、SBの残りマジックが「0.5」ということだ。(0.5でも0.1でも0.01でもなんでもいいのだが)

もし、最終戦が直接対決で、勝った方が優勝という構図だったら、とても気持ちよかったのだが。

◆ベストを尽くすべし

  • リーグ優勝というか、勝ちしか考えていない。
    CSの1stがいついつから始まるということは考えずに、とにかく飛ばしていけばよい。12回まで延長にもつれた場合を考えて、先発投手(具体的には宮城)の待機もありだ。

    率直に言って、日本一になりたい。日本一になるためには、まずCSを勝ち抜かなければならない。その目的のためには2位でも可能ではあるわけだが、今のチーム状況(およびSBと西武のチーム状況)を見るに、1位にならないとまずCSの勝ち抜きは難しそうに感じる。

    その意味で、まだ優勝のチャンスが残っている以上は、死力を尽くすべきだ。

  • 吉田は3番の方がいいと思う。
    ずっと言い続けているが、吉田は3番にした方が良いのではないかなあ。

  • 田嶋vs田中。
    田嶋は本当に飛ばしていってほしいね。二回りをゼロに抑えれば十分。キャッチャーは若月以外には考えられない。浅村やギッテンズにびびらないでほしい。(浅村はかなり調子落ち気味のようだ。)
    田中は先週対戦した時の調子ならば流石に今の打線でも打てる。前回は、スライダーの見極めが打線全体でできていたのが印象的だった。そもそも真っすぐが来ていなかったのも大きかったと思う。まずは真っすぐに注目だ。

  • 9回1点リードの場面で誰が登板するか。
    前回の試合は平野がセーブ失敗したので、ここは決めておいた方が良い。私は、結論から言うとそれでも平野しか考えていない。ただし、20球くらい投げたらもうスイッチした方が良いと思う。投げる体力があまり戻っていなさそうに思う。
  • ところで、先日の福田のセーフティーバントは感服した。
    同点の10回裏、2アウト3塁の3ボール0ストライクから、セーフティーバントをするという本当に誰も考えなかったアイディアをよく思いついたものだと思う。

    あの場面は、四球を選んでも何も偉くないところだ。バントなら数十%は成功確率がありそうだし、最高の策だった。(バントしないで頑張って四球を選んでも、宗→佐野の流れでは、厳しかっただろうと思う。)

    ただ、私にとってあのイニングでもっと印象的だったのは、ノーアウト2塁からのTの三振だ。いや、三振自体は当然の結果なのだが、あそこでバントできないのは自分の力量を分かっていないだけと言うか・・・。

    有名な孫氏の言葉に、「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」という格言がある。

    私は中学生のときにこれを読んで、「いやいや、相手のことも自分のことも理解していれば戦いに絶対勝てるなんて、あるわけがない話だ。」と思った。しかし、その後もうちょっと深く考えることができるようになって、この言葉をもう少し理解した。それは、

    「相手と自分のことを両方理解できていれば、自分が何をすべきかが分かるようになる。これこそが重要なのだ。例えば、負けると分かっていても、負けの中での被害を最小限にしたり、負けた後に備えた準備をすることもできる。あるいは、そもそも戦わないように策略を使うなどもできる。」

    ということだ。この考えからすると、Tのあの三振は最悪の内容だったと思う。そういうわけで、私の中では最終戦でもポストシーズンでもTを起用する意味をあまり見つけられないのだが、マッカーシーの離脱でひとまずの頭数が必要な状況が痛い。

コメントを残す