日本シリーズを控えて(2021年11月20日)

いよいよ今夜から今シーズンの最後の戦いが始まる。(結局、私はチケットは入手できなかったのでテレビの前で応援することになった泣)

まずは、このような時期まで応援することができることに感謝の気持ちだ。2月のキャンプインから11月下旬まで野球を堪能できるなんて、こんなに嬉しいことはない。

さて、もう直前すぎて投稿する意味も薄いかもしれないが、思うことを何点か。

1.ローテーション

私は2戦目(と7戦目)は宮城ではなく、田嶋を起用するのが良いと思う。(宮城は3戦目)

その理由としては、最後の7戦目にどちらに投げてもらいたいか?という問いが全てなのだが、宮城に託すのは少しリスクが高いと思った。

というのも、シーズン終了直後くらいの時期は、2戦目は宮城が良いかなと思っていたが、宮城がフォームを変えたというようなニュース(数日前くらい?)を見て考えが完全に変わった。この直前にそういった調整が必要になっている投手と、シーズン後半から調子を上げてきた投手を比べると、後者により大事な場面を任せたい。

結果的に、ローテーションは

1戦目:山本
2戦目:田嶋
3戦目:宮城
4戦目:山﨑颯一朗(←右をはさみたい)
5戦目:山﨑福也
6戦目:山本
7戦目:田嶋
(8戦目:宮城)

が良いと思う。ちなみに、山本を中4日などで起用するのはありえないと思っている。

あと、私は福也の代打起用は大いにアリだと思っている。その意味で3戦目に福也を持ってきて、4戦目、5戦目に代打スタンバイしてもらうのも考えたが、流石にやりすぎかと思い、アイディアとしてはボツにした。(逆に、5戦目に先発する投手を3戦目、4戦目に代打では起用しづらいだろうと思うので、代打福也の線はほぼ無いかもしれない。)

2.打線(特にDHなしのとき)

吉田の状態が日に日に良くなっているというニュースは非常に朗報だ。ヤクルトのホームではレフトで先発してもらうことになるだろう。

オリックスのホームでは、DH吉田、レフトラベロ、ファーストTで固定になり、ヤクルトのホームではレフト吉田、ラベロベンチ、ファーストTになるだろう。

ラベロのレフト守備は「最低限」という感じなので本当はDHありでも吉田に守ってもらいたいところだが、手首まわりの状態的に無理は絶対にさせられない。せめて、ラベロは左中間寄りのフライを捕るときに、体が流れなければよいのだが。

ラベロは打撃でも、CSで弱点というか悪い部分もある程度見えていた。だが、CSで第一線の投手と対戦し、そしてそこから調整期間が1週間取れたことでどの程度アジャストができたか。ラベロの出来は、このシリーズを大きく左右する要素になると思う。

ヤクルトのホームゲームでは、7番紅林、8番伏見、9番投手という打順になる。この下位打線の弱さはどうしても弱点になると思う。逆に言えば、紅林や伏見の打撃の調子が良ければ、相当にポジティブな要素になると思う。また、先発は飛ばしていき、比較的早いタイミングで代打を出していくことも考えられる。その意味で、DHありのゲームで山本を使えるのは巡り合わせが良い部分がある。

ひとつ提案したいのは、おそらく紅林、若月は調子が悪いままだろうから、せめて狙い球を絞りきったらどうか。打てないなりにヤマを張って、相手にプレッシャーを与える方がまだチャンスがある。

また下位打線が不調な場合は、それはそれで1番福田、2番宗の求められる役割がより重要になる。

3.1番と4番と7番を抑えるのが重要

1番は塩見、4番は村上、7番はオスナ中心になると思う。この打順でしっかりアウトを取っていけば、ヤクルトの打線が全体的に厚いからと言って、大量失点にはならない。四球を少なくやっていきたい。

あとは、中村悠平(6番)を抑えることも重要。大きく攻撃力を抑えられる。

4.延長戦の可能性を常に忘れず

12回まで延長があるので、無闇に投手をつぎ込むことはできない。

そういった点で、勝利の方程式以外の中継ぎ投手の役割がより重要になる。今で言えば、バルガス、比嘉、海田、増井、山田、富山ということになると思う。彼らがピシャリと抑えてくれれば、優勝が近づくだろう。逆に言うと、調子の良い選手を素早く見極め、しっかりと起用することも大事になる。

あと、山岡の起用は非常に悩ましい。初戦からベンチ入りし、なるべく早めに登板する機会を作って信頼度を図れれば理想的な展開だと思う。復帰後すぐのため負担はかけられないので、肩を作る頻度の高い序盤〜中盤で起用するというよりは、延長戦になった場合の切り札的存在としてブルペンにいてくれれば。

5.最後に

私はヤクルトのことは知らないことばかりなので、あまり自信めいたことは言えないが、普通に戦えば臆することは何も無いと思っている。相手を必要以上に大きく見る必要もないし、自分を大きく見せることも要らない。ただ野球をすれば良い。

これは私が常々周りに言うことなのだが、まずは緊張しないことが一番の仕事。緊張しないためには自分を信じられること(自信)が必要。そのためには、日頃からの裏付けや準備が重要になる。だから、今更ジタバタしてもどうにもならない。

もし緊張してしまったら、その程度の裏付けしかないということ。その事実を受け入れて、今の自分ができるクオリティや役割を考え、今後は緊張しないように取り組む。

失敗しても死ぬわけではないのだから、基本この考えでOK!オリックスの選手にはみな伸び伸びプレーしてもらいたい。

 

コメントを残す