ここが2019年シーズンの崖っぷちだ(2019年9月1日)

ロメロ離脱濃厚

まだ診断結果が出たわけでも無いが、本日の試合の走塁での右ヒザの負傷は、1ヶ月以上の離脱を予感させるのに十分な痛がりようだった・・・。

今の状況としては、

・大城
・西野
・ロメロ

と、本来だったらスタメンに名を連ねていておかしくない選手が3人も欠けている状態だ。ただでさえ選手層が薄いところ、これは現実的に厳しい。特にこの8月はロメロの月間MVP級の活躍が非常に大きく、最下位から浮上するまでの好調を支えていただけに非常に痛い。

一方、山本が2軍の練習試合で順調なピッチングを披露し、来週には一軍復帰できるかもしれないのは非常に大きな朗報だが、それまでに挽回不可能な差がついてしまったらどうしようもない。

明日(9月2日)のロッテ戦+9月5日までの西武3連戦 の4試合を2勝2敗で乗り越えられれば、何とか崖っぷちには残れる。しかし、それをクリアしたとしても、いくつか越えなければいけない壁がある。

Aクラス入りまでの壁たち

①山岡絶不調
オールスター以後、本来のピッチングができていない。単純にボールが来ていない。力みがその分見える。コンディションの不良が疑われる。

②田嶋も不調
田嶋も暑くなってきた頃から、良さがなくなってしまっている。10日間抹消したのがどう働くか。

③福田はもう限界
疲労だろう。本来の動きのキレは出せていない。大城や西野がいれば、福田がスタメンから外れる試合があってもそこまで困らなかっただろう。しかし最早、福田に休養を与えられるような状況では全くない。

④全体的に先発投手が投げるイニングが少ない
山本が本来の状態で帰ってくればある程度は良くなるだろうが、全体的に先発の投げるイニングが少ない。特に落とせない試合が続くという状況の中で、先発を早めに降板せざるをえないことも大きい。連戦中でもあり、この負担に耐えられるほど現在の中継ぎ投手陣は万全ではない。

⑤投げてみないとわからない先発投手が多い
K-鈴木と竹安は、良いピッチングをすることもあるが、概ね不安定である。先述の通り、山岡と田嶋も不安定である。アルバースも復帰して日が浅く、まだ安定しているとまでは言えない。肩を痛めた榊原の復帰は、計算するべきではない。

⑥走塁ミスが多い
今さらどうなるものでもないが、走塁ミスが多い。チームとしてレベルが低い。

私なりの案

私なりに9月をどう戦うかを考えたい。ここでは、怪我人の復帰(大城、西野、ロメロ、榊原)は考えないことにする。(個人的に、西野を除いてシーズン中の復帰は難しいだろうと思っている。)

現状の一軍メンバーとそのコンディションで戦って、Aクラスに入るのは不可能であると思う。それならば、二軍にいるメンバーの活躍を信じて、今まで以上にオールオリックスで戦いに臨むべきではないだろうか。それでダメでも来季につながるから良し、と捉える。

例えば、

・太田 → セカンドで起用(福田の負担減)
 ※ただし、60打席は立たせない。新人王の権利が無くなるので。
・投手陣 → 先発やロングリリーフを拡充(全体的な疲労の分散)

ということを私は推したい。

繰り返しにはなるが、私は諦めているわけではなくて、「Aクラスに入るには新たな戦力が欠かせない状況だから、どれだけ成功確率の低いバクチであっても、起爆剤の出現に賭けるしかないのではないか。」ということだ。

 

 

ここが2019年シーズンの崖っぷちだ(2019年9月1日)」への16件のフィードバック

  1. 管理人さんお疲れ様です。
    ロメロは離脱は免れましたが、少なくともあと数試合は出られなそうですね…

    そして、残り20試合ちょっとで、想定ボーダーラインの貯金2を作るためには、15勝7敗程度が必要…
    今の打線と先発陣でそれを実現するのは、相当厳しいです。
    (冷静に考えると、山岡山本以外の先発は3勝以下、得失点差も大きくマイナス、それでいて中継ぎも弱い。打線も弱い。
    よく借金5で済んでいますよね。)

    となると、管理人さんの提案する若手登用も良いと思います!
    この、負けられない緊張感の中で太田あたりに経験を積んでもらうのは、マイナスにはならないと思います!

    個人的には太田には最初はサードあたりで、打撃を伸ばせるだけ伸ばしてほしいと思います。
    若月のように打撃で経験を積むべきときに守備の負担を過大にかけるのは育成の阻害になる気もしますし。

    とにかく打てる選手が少ないので、伸ばせる選手はまずは打撃を伸ばしてほしいですね!

    管理人さんもおっしゃっていましたが、オリックスはドラフトも打撃軽視の傾向はあると思います。
    ドラフト3位でも、キャッチャー(伏見)ショート(福田、大城、岡崎)など、守備ポジションの選手を取っていますよね。岡崎は厳しいですね…

    打てる二遊間は理想ですが、現実はどちらかだけでも手一杯になるのがプロのレベルだと思います。

    山川、柳田、秋山、森、打てる選手はやはりポジションより打力が評価されてると思うので。
    吉田正のように打力に大きく振った選手の獲得が必要だと思います!
    (頓宮には期待しています!)

    話が長くなりすみません。
    若手登用というと、個人的には鈴木優、本田あたりを中継ぎで使ってほしいとも思います。
    ひと月なら肩への大きなダメージはないし、なにより先発一本よりも抑える感覚を養いやすいとも思います。

    福良時代には一度ともなかった、9月にCSの可能性がある状態で戦いができているので、
    この場を活かして、チャンスを狙いつつ、来年にもつなげてほしいと思います!

    いつも長文すみません。
    更新をまた楽しみにしています!

  2. いつも楽しく拝見させて頂いております。
    管理人様の分析通り、投手陣、二遊間に疲労が貯まっているなと感じます。
    オールオリックスとのことで、この難局を外野陣の頑張りで乗り越えて欲しいです。
    二遊間よりも打撃重視の選手を器用できますし、今の外野の若い子は守備の期待値も高い子が多いので…!

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