オリックス日記:何も生み出さない負け(対ロッテ)(2022年9月22日)

日記と言いつつ、ほとんど試合の感想ばかりになっているが、まあそこは忘れておきたい。さて、試合のスコアはこちら

タイトルにもしたが、今後に繋がらないというか、最悪の負けだったように思う。もちろん勝ち続けることはできないわけだが、それにしても中身が・・・という話。

◆試合感想

  • 山岡と伏見のバッテリーは何がしたかったのか?
    先頭バッターの高部に真っすぐしか投げなかった(7球連続で真っすぐだった)時点で非常に嫌な予感はしたのだが、どういう投球をすべきなのか、理解できていなかったのではないか。とにかくゼロを並べることが大事なのに、なぜこういう組み立てになるのだろうかと不可解だった。翌日も試合がなく、ある程度は中継ぎも登板できる状況なのに。それにしても、真っすぐばかり打たれてピンチを作って先制点を取られて、軸になるボールを見つけられないまま押し出しまでして、初回に4失点。ため息が止まりませんでした。

    また、山岡はロッテの山口を大の苦手にしているのは、オリックスファンにとってはあまりに周知の事実だ。私としても、「この大一番で、どういう対策やピッチングをしてくれるのだろう」と楽しみにして期待を持ちながら試合を観たが、率直に言って、あまりに期待外れ。普段あまり投げないカーブを多投するとか、チェンジアップを低めに集めるとか、山口に対してそういう組み立ての工夫が一切見えなかった。

    結果が悪かったから言うのではなくて、どういう準備をして、どれだけ考えたうえで試合に入っていったのか。山岡、伏見のみならず、バッテリーコーチ、スコアラーまで含めて猛省すべきではないか。申し訳ないが、この試合で山岡と伏見に対する信頼感はかなり下がってしまった。私が監督だったら、もうこの2名は今シーズン残り一切起用しない。山岡は明らかに調子が悪いので、その意味でも一度調整の時間を十分に設けた方が良い。
  • 太田の初回の守備は良かった。
    1アウト2、3塁で、セカンドゴロを捕球してからの2つのアウトの取り方が非常に良かった。ゴロを捕球して、3塁ランナーを三本間で釘付けにしている間に1塁に素早く送球して打者走者をアウトにし、その3塁ランナーを挟殺プレーでアウトにとり、チェンジにした。
    機転が利いたプレーで、冷静さやとっさの思考力が無いとできないプレーだろう。こういうプレーをみても、確かにレベルアップしていると感じられる。これからしばらく太田は固定でいいのではないかと思う。へたなベテランよりよほど頼りになる。

  • 野口初ホームランおめでとう!
    今シーズンのうちに1本出て良かったのではないか。

  • まだ余裕はある。
    ソフトバンクのマジックが1つ減ったわけだが、たかが0.5ゲーム差で絶望したり悲観的になるほどではない。これも直接対決をしっかり3タテしたからある話だ。だからこそ、9/11ソフトバンク戦に宮城をわざわざスライド回避させてまで福也を先発させた起用が本当に下策だった。優勝しても優勝を逃しても、私はこのことを絶対に忘れない。
    去年もそうだったが、他チームの負けをここまで願うことになるとは・・・。来シーズンこそ、本当に強いチームになって、自力で順当に優勝したいものだ。

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