試合に負けたことは、昨日の投稿通りである意味計算通りなのだが、紅林への死球のせいで最悪な気分だ。
1.死球について
ソフトバンクホークスに対する心象は、はっきり言うが、すこぶる悪い。
先週、大関投手による死球で結果として吉田が離脱した矢先に、非常に危ないボールによる死球で紅林も離脱ということになる見込みだ。大関投手のボールは抜けた球という事故であったと思うが、今回の千賀投手のボールは死球になることも織り込み済み、くらいの厳しいボールだったと思う。しかも、当時プロ1年目の太田の手首を骨折させたことのある千賀投手が、同じようなボールで紅林に手首付近への死球を与えたというのは最悪な気分だ。
その他の伏線もある。だいぶ前の試合(後半戦始まったくらいの時期?)で紅林の内野ゴロでファーストの中村が危ないベースの入り方をして、交錯してたしか紅林に怪我させそうになったプレーがあった。(このプレーが、最も宜しくないと今でも思っている。)また、昨日の試合では牧原が2塁フォースアウトの際に激しいスライディングをして、セカンドの安達を転倒させるプレーがあった。
また、昨日の試合からインコースのボールが多めで、先週のことがあったのに特に配球は変わらないのだな、と思っていた。(変えるべきだという話ではないが、もし当てたら無責任な話だなと感じていた。)特に今日の試合は、千賀投手が再三右バッターのインコースを突いていたので、紅林への死球は「とうとう当たってしまったか」という印象だ。
2.反省すべき点もあるが・・・
結果として危ないボールが2週続けて主力(の手首)に来たわけなので、非常に不満に感じる。しかし、避け方がどうだったのか、という話もある。
私は、吉田の死球は仕方ないと思う。あれはすっぽ抜けで、非常に見極めが難しいボールになった。他方で、今回の紅林の死球については(危ないところを)避ける技術というのは見えなかった。以前から紅林はインコースの危ないボールに対する反応に拙いところがあった。そもそも、インコースのボール球にスイングに行って、無理やりファールにする反応が非常に多く、それもあって四球数が非常に少ない打者であった。(昨日時点で、434打席で四球11個。)
そういう打席での反応をしっかり練習したり反省する時間もなく、ずっと1軍で試合に出続けていたことが、今回の死球の原因の一端であることを首脳陣は認識すべきではないかと思う。
ただ、いくらオリックス側でも反省すべき点があるとは言え、2週連続で主力が離脱するレベルのボールが来るのは普通は無いことだ。だから、やはりソフトバンクへの印象は非常に悪いし、私はこのことはしっかり記憶しておかないといけないと思う。全体的に、ナメられているように感じていまう。
3.死球のペナルティについて
かつて、死球へのペナルティについて投稿したことがある。私の考えは今もこの投稿から変わっていない。私の提案の基準に照らし合わせると、大関投手が今回のカードで登板することもなかったし、千賀投手は残り試合は登板不可になるし、ソフトバンクはオリックスに1,000万円を支払うことになる。
要は、今のルールだと”死球を出したもの勝ち”みたいに見えてしまうから、しっかりとペナルティを与えることで、望んでいないのに死球を与えてしまったという構図を作ることが大事だというのが私の主張だ。
また、上述の死球ペナルティの投稿でも最後に書いているが、先週からの2死球を考えれば、ソフトバンクからオリックスへのドラフト権の一部譲渡くらいあって自然な話になるように感じる。今回で言えば、ドラフト2位とか3位の指名権を譲渡するくらいの対応があって、初めて納得できるかもしれない。
4.今後の戦い方について
安達はもうしばらくショートを守っていないので、ショートは宜保もしくは山足を起用するということになるだろう。山足もいきなりでどれだけショートを守れるか微妙なので、宜保を起用することになるだろうか。
打線の組み換えも、必然的に必要となる。自分の中でまだ考えはまとまっていないが、
福田→宗→杉本→モヤ→T
もしくは
福田→山足→宗→杉本→・・・
ということになるのかなぁ・・・と思う。
残り10試合で、ロッテとは2.5ゲーム差、楽天とは4.5ゲーム差がある。ここまで来たら、直接対決にどう勝つかがほぼ全てなので、その勝利をどのようにしてもぎ取るかに全神経を集中させたい。
昨日のオリックスファンの感情を逆撫でするような、大関投手の登板も不快でしたね。当方は、せめて今年の間くらいは、オリックス戦の起用は控えて欲しかった。9回4点ビハインドで大関投手である必要ないだろうと。
理由があるとすれば、”ゼロで抑えて、バファローズに対する悪いイメージを払拭してこい”というホークス首脳陣の大関投手に対する思いなのでしょうね。自チームのことしか考えていないのかなあと感じました。