ゲーム感想(オープン戦 ロッテvsオリックス 2020年3月3日、4日)

今日は2試合分まとめて更新する。無事にひとつ勝てたのは良かったが、色々課題がはっきりしつつある。

スコアはこちら(3月3日)とこちら(3月4日)

あとは選手ごとに思った点を書いていこう。一応、3日→4日の順番に書いている。

<投手>

  • 山本のピッチングを見て、私は昨年より一段階レベルアップしているように感じた。コントロールが昨年より遥かに良かったし、力感が非常に抜けていた(初回は逆に抜けすぎだったかも)。左バッターの外角のボールもコーナーに決まっていたし、どの球種も概ね良かった。序盤の2イニングはカーブとフォークメインで組み立てて、最後の3イニングは全球種を織り交ぜていた。最後のイニングは、試しておきたかったのか、チェンジアップを2球くらい投げていたが、腕の振りがまだ弱いのかなと思う。このままだと、シーズンでは使わないだろう。

  • ディクソンは、順調ではないだろうか。チェンジアップも使っていた。何よりコントロールが良かったことが、順調であることを表しているのではないかな。

  • 増井はまだ真っ直ぐが本来のそれではない。だが、スライダーを連投したりと、ちゃんと使う意識を持って試していたので、今年は真っ直ぐとフォーク以外にも投げるボールがある状態で登板できそうだ。

  • 比嘉は悪くなかった。真っ直ぐのスピードがシーズンに入ってどれだけ出るかなあ。そろそろ年齢的にも下降線のはずだ。

  • 左澤は、コントロールはいいのだけれど、ボールの勢いはやはり1軍レベルではない。

  • 東明は、まあ予想通りというピッチング。張の怪我は非常に痛かったが、東明にはチャンスだろう。真っ直ぐのコントロールがもうちょっと無いと、シーズンでは厳しいだろう。

  • 村西は非常に期待の持てる投球をしてくれた。まず、コントロールが非常に良かった。右バッターのインコース(左バッターのアウトコース)への真っ直ぐが素晴らしい。さらに、これまでの投球と違い、変化球をよく使っていた。左バッター相手にはフォーク(シンカー?)も何球か投げていたが、このボールがあればそんなに左相手に苦戦することもないだろう。私が一番面白いと思ったのは、曲がらないスライダーだ。左にも右にも有効だし、タイミングを大きく崩せるボールだ。今日の投球が継続できれば、間違いなくローテーション入りだ。あとはどれだけ継続できるか、だ。

  • ヒギンスは、大きく期待を裏切った。札幌の時と比べて、真っ直ぐの勢いが全然無かったように見えた。コンディションが悪かったかもしれないのが、まず要因のひとつとして考えられる。だが、セットポジションになると球速が5キロ程度落ちていたのは、大きな弱点だ。クイックは早くて問題ないことは良かったが、真っ直ぐの勢いが落ちてしまうのはキツイ。チェンジアップは空振りも多く取れていたし、あとはカーブでもっとカウントを取っていっても良いのではないかなあ。ストレートのコントロールが荒れ気味なのは持ち味でいいと思うが、今後もセット時の投球をよく見たい。あとは、投球数が増えると(20球以上)、球の勢いが落ちるという可能性も気にしたい。
    ・・・まさか、京セラのマウンドが合わないということはないよね??

  • 金田は、投げ方が変わったなあという感想。前のフォームは、左足が突っ張って、ボールが抜けがちだったが、今のフォームはコントロールがある程度安定しそう。ただ、持ち味だったフォークの威力が弱まったような・・・。

  • 漆原は、もうひと伸び欲しいなあ。もうちょっとまとまってくれれば良いのだけれど。

<野手>

  • 宜保はスイングがきれいなのがやはり良い。そして、そのスイングの形を変えないのがまた良い。インコースの厳しいボールは当然詰まるのだが、それでも自分の形で振れている。変化球でタイミングを抜かれても、ちゃんと待てる。このまま開幕スタメンを勝ち取るか・・・?(ただ、守備のミスは減らさなくてはいけない。)

  • 中川も、いい調整ができていそうだ。サードの守備もスローイングが不安定なことを除けば、問題ない。

  • 吉田は、フォームが固まってきたようだ。(というよりは、微調整が終わった、と言う方がいいかもしれない。)あとは打球を上げるだけだが、焦る必要は全く感じない。

  • AJは、キャンプの時から本当にいてくれるだけで心を満たしてくれた。ホームランも出たし、我々ファンもこれでリラックスできた。インタビューでも言っていた通り、できるだけ投手の球を見るようにしている姿勢が見える。例えば、ファーストストライクは必ず見逃していると思う。ホームランはカーブを見事に打ったし、遅いボールを待てることを見せてくれたのは非常の頼もしい。あとは真っ直ぐをバッチリ弾いてくれると、我々ファンは本当にほっとできる。

  • モヤは、やはり昨年の実績通りの期待値かな。打撃は淡白だし、守備もミスを折り込み済みで見なければならない。Tの胃腸炎が非常に心配だが、回復さえすれば開幕スタメンはTだろう。(ロドリゲス復帰もあるかもしれないが。)

  • そのTは、スイングがいい形で振れているのが見ていて嬉しい。私は常々言ってきたが、Tはホームランではなく、打率を残すことを目標にした方がいい。(目標タイトルは首位打者にすべきだ。)今は率を残せるバッティングができている。期待大。

  • 杉本に対するロッテバッテリーの配球は流石だった。変化球中心でカウントを整えて、時にはボール球を振らせ、追い込んだら真っ直ぐを厳しいところに見せながら凡打に打ち取る。杉本はこの攻めに対して対応できるようにならないといけない。

  • 小田は、ちゃんと引っ張れているのが、打撃の状態の良さを表していそう。昨年はほとんど引っ張れていなかったが、今年はちゃんと前でボールを叩けている。開幕スタメンもあるかも?と思わせてくれる状態をキープしてくれると、チームとしての層が出てくる。

  • 頓宮の打撃はやはりちょっと違うな。昨年の課題だったインコース厳しいボールを引っ張ってホームランにしたし、右打ちも相変わらずうまい。しかし、守備では盗塁をなかなか刺すことができなかったのは、弱点になるだろう。あとは、リードで高めの釣り球を使うのが好印象。釣り球と言わず、高めいっぱいのストレートを要求してくれると、若月との差が出るのだけれど。

  • 若月は、頓宮を刺激にして打撃を伸ばして欲しい。昨年と比べると、今のところ段違いに良い打撃を披露してくれている。あと、守備面はやはり何を取っても若月に一日の長がある、と感じることは多い。そうそう、4日の試合の1回表2アウト満塁で、清田にインコース真っ直ぐを続けて、難なくセカンドゴロに打ち取った配球は非常に良かった。シーズン中でもこういう配球を見たい。

  • 勝俣の打撃は非常に面白いと感じた。ボールを引き付けて、強くスイングができる。見極めも当然良くなるし、オープン戦でも何試合かスタメンで見てみたいと思わせてくれた。インコースの厳しいボールへの反応をもっと見てみたい。(今のところ、いい反応ができていない。)2019年のドラフトは良い選手を多く取れたなあと感じる。ただ、勝俣に関して言えば、守備も考えて、じっくり二軍で短所を消して長所を伸ばしていった方が良いと思う。

  • 宗は、インコースを打つのが窮屈に感じる。それ以外の手が伸びるところは強くスイングできるのだが。。小田の調子も良いし、開幕スタメン貴信号といったところかもしれない。

  • センター争いといえば、駿太は厳しい。非常に厳しい。上半身と下半身の打撃がバラバラな状態で、強くボールを捉えることができない。このままだと、開幕一軍も危ういのではないだろうか。送りバントも失敗していたし・・・。

  • 福田は4日の試合では4安打したが、もっと確度を高めていかないといけないだろう。高めのストレートのボール球を打っての内野フライは一番やってはいけないパターン。

  • 一番心配なのは、やはり大城。打撃フォーム(足の上げ方)もメリハリがなく、よく無い時のフォームのような気がする。スイングの精度も良く無いし、あと2、3試合見て調子が上がらなければ二軍調整を推したい。どこかに不安があるか、万全では無い状態と見受ける(手術をした腰の可能性が高いか)。


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