日本シリーズ第1戦感想(2023年10月28日)

ぐうの音もでない完敗。が、次につながる負けでもあった。

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ちなみに、昨晩夢を見た。

なぜかサードを守っている頓宮が、高めのバウンドのイージーゴロを捕球してファーストに悪送球していた。なんとも不思議な夢だが、頓宮に守りについてほしいという自分の願望が出つつ、試合として悪い結果を教えてくれていたような・・・。

●1番・池田、3番・中川について

こう言っては非常に悪いが、悪夢のような打順というか・・・。杉本の怪我でがら空きのレフトに池田を起用するところまでは、何歩か譲って分かる。で、なぜ打順が1番になるのか。9番ではないのか。(ちなみに、私は小田を起用すべきだと思う。Tもあるかもだが、レフト守備が最早怖すぎる。)

中川の3番がまたキツかった。明らかに状態が悪い選手を3番に置くとは・・・。1番・池田と相まって、森の前にランナーが溜まるシチュエーションはかなり見込薄と感じた。

・・・すまないが、池田はOPS. 550程度のバッティングにしかやはり見えなかった。(中川も。)

●山本は今の実力どおりの結果では

初回、第1球を見て、「ああ、あまり前回のCSと変わらないな。」と思った。それでも、前回よりコントロールがまとまっていたし、4回くらいまでは良いボールも来ていた。(CSのときより、良いボールが来る頻度が高かった。)

だが、フォークを投げれば投げるほどバランスが崩れていった。どんどん腕が横振りになっていって、開きも早くなり、真っすぐも見やすくシュート回転した。

こういうときは、勇気をもってカーブを投げればいいのだが、そのカーブも全然決まらなかった。最近の投げ方では、カーブを投げるときに肘に負担がかかっていそうで、見ていて痛い気持ちになる。

ここ1か月の山本で一番良いボールは、明らかにカットボール。そのボールを軸に組み立てれば、もうちょっと違う投球になるのではと思うが、全体的に配球も単調。使えるボールも少ないのだが、その中で使うボールをさらに狭めているように見えた。

何というか、配球を見ていると過信している部分があるようにも見える。「自分のボールを思ったところに投げれば打たれないでしょ。」という。そもそも「自分のボール」が来ていないし、「思ったところ」にもなかなか投げ切れていない。(CS前の紅白戦で打たれて、「打線の調子が良いのが分かった。」とコメントしていたのを見て、慢心の匂いを感じていた。)

で、前回のCSから修正ができていないので、私としては、この日本シリーズで山本の次の登板機会はもう無しにすべきと思う。(もしシーズン中だったら、2軍落ちにすべきだと思う。)ただ、中継ぎで1イニング全力スタイルでブルペンに入ってもらうのはアリかも。

●山田・ワゲスパック・山岡・阿部の投球が見れた。

うーん、やはりと言っては何だが、誰もよくなかった。特に、阿部は真っすぐの勢いが感じられなかったので、僅差の場面では厳しいかなと思う。やはり勝ち試合は、宇田川・颯一郎・平野の3人で何とかするしかない。中盤の同点の場面は、下手に山岡などを出すより、小木田の方が良いと思う。

●打線について

・頓宮が何とかファーストを守れないか。中川ベンチ、セデーニョDHで起用できる。
・怪我持ちの頓宮が守るくらいなら、セデーニョがファーストを守る方が現実的か。
・セカンドは安達に頑張ってもらいたいのだが、怪我の状況的に難しいのか。
・紅林と宗と森と頓宮を固めるべきでは?(言い方は悪いが、どれだけ具材が優れていても、挟むパンが悪ければ、おいしいサンドイッチにはならない。良い打者は基本固めるべきだ。)
・安達→宗→森→頓宮→紅林→セデーニョの並びでどうだろうか?

●明日について

明日は宮城が先発する。阪神は西。

明日に限って言えば、捕手は森でも良いと思う。森の方が宮城の落ちるボールをうまく使ってバリエーションがあることと、森の方が積極的にインコースを突くので、阪神打線への攻めにフィットしそう。

まあ、そうなるとライトは誰に・・・?という話になるのだが。

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