オリックス日記(2022年9月13日)

まさかこんな長い試合になるとは・・・。

◆試合感想

スコアはこちら。思ったことは以下の通り。

  • 1回裏:田嶋の初球
    いきなり完璧な真っ直ぐが決まる。これこれ、これが田嶋だよ、と負ける気がしない状態になる。

  • 2回表:吉田のホームラン
    素晴らしい当たりでした。昨日に続き、これもカンペキ。ボール球だったが、確率高く長打にできるならどんどん振ればよい。

  • 3回表:杉本のサードゴロ
    一塁を踏まずに駆け抜ける。ケガ予防と言えばそれまでだが、悠々と余裕でアウトというタイミングでもないわけなので、少し気持ちが緩んでいるような。

  • 6回表:安楽の登板
    3点ビハインドでの起用で、執念を感じる。

  • 7回裏:浅村の3ラン
    うーん、まずその前の茂木に甘めに真っすぐが入ったのが痛すぎる。あそこからスライダー曲げれば振るところなのに。唯一、強打できるポイントに行ってしまった。
    で、浅村のホームラン。これも真っすぐが甘めに入ったが、この2連戦を通じての浅村への攻めに完全に原因があると思う。何かというと、インコースを全然使えていない。もっとインコースの厳しいボールを使えていれば、外がもっと安全なボールになる。

  • 8回表:宗のショートフライ
    今日勝てなかったのは、この打席が全てだと思っている。先頭の山足が2ベースを打ち、なんとしてもランナーを進めたいところ。インコースよりの真っすぐをただ打ち上げてショートフライ。これは最低クラスの内容。
    そもそも引っ張る意識を持たないといけない打席で、ボール的にも一二塁間に飛ばしてほしいところ。してほしい、というよりは、そうなるようにアプローチしなくてはならないところ。その意識が全く見えなかった。何のために野球をしているのか私にはその理由が分からない。勝つためではないの?

  • 8回裏:ワゲスパック登板
    明らかに調子が落ちている。真っすぐの勢いが全然ない。

  • 8回裏:岡島のファール
    ホームベース付近で高くバウンドした球を伏見が取ってファールに。あれは、そのままとってもファールになるだけなので、バウンドさせて、回転やら落ちどころやらで、運が良ければフェアになるか見るべきだった(岡島は走っていなかった)。勝つための思考力が働いていない。

  • 8回裏:満塁で宇田川登板
    満塁での起用は賛成。彼は足を上げてタメをしっかり作って投げられるときが一番良いボールが行く。満塁ならしっかり自分のペースで投げられる。また、困ったら真っすぐで押せるので、押し出し四球の可能性が低い。

  • 10回裏:颯一郎登板
    1番から始まるところなので、このタイミングでの颯一郎の起用は正しい。ただし、私は颯一郎は先発にすべきだと思うけれど。
    ピッチング(配球)で不満だったのが、全然浅村にインコースを使わないこと。颯一郎の真っすぐでホームランになんかされるわけもないので、どんどん内を攻めて意識を植え付けるチャンスの打席だった。それを特に意図の感じられない攻めだったように思った。(ヒットを打たれたが、打たれるべくして打たれた。)

  • 11回裏:平野登板
    共感してもらえると思うが、「不安もあるが、不安ではない。」気持ちになる。真っすぐが良い時のそれではないが、フォークは大分いい感じであった。調子は戻りつつある。

  • 12回表:伏見の打席
    3ボールからフルカウントになる。それ自体はよくある話だが、ストライクの取られる過程が良くない。残念ながら、スイングをかけたときの可能性を高めるアプローチが見えない。つまり、中途半端な見逃しをしているだけだった。消極的な姿勢。

  • 12回裏:小木田のピッチング
    投げているボール自体は素晴らしいのだけれど、ランナーが出てから全然真っすぐを使えていない。ただの逃げのリードだなあと思った。問題を先送りにしているだけというか。

◆その他全体

  • 早川の伸び悩み
    鳴り物入りのドラ1でも、順当に活躍する方が少ない。来月ドラフトがあるが、投手だと「この投球はなかなか打てない」という光るものを感じられるかどうか、がやはりポイントなのかなと改めて思った。プロになれば、まとまってそれなりのボールを投げる投手は山ほどいる。あとはコントロールも非常に重要。

  • 辰巳の守備はいいなあ。
    守備範囲が広い。見ていて安心感のある守備だ。

  • なぜ吉田を4番で起用する?
    私は人生の中で1度も吉田の4番起用に賛成したことがない気がする。というのも、打線が全体的に弱い中で、打順を3番→4番に下げて打席数をわざわざ少なくする理屈が全く見いだせない。

  • 中川は不調モード入ったかな。
    良くない内容の打席が多い。まあ楽天バッテリーの攻めも良かったと思うけれど。

  • 伏見が全体的に信用できない。
    プレー全般に、信頼を置くことが難しい。福田を懲罰抹消するのは私は大反対だったが、今伏見が抹消されても私は何も言わない。ちなみに、私は懲罰采配・懲罰抹消は嫌いなので、せいぜい伏見もベンチでのお勉強の時間を増やすくらいが妥当だと思う。

  • 糸井の引退について。
    オリックスの苦しい時を支えてくれた選手の引退ということで、非常に残念。電撃トレードでやってきたときは非常に驚いた。興奮して、思わずニュースを見た瞬間、電話をかけたのを思い出す。(たまたま、第1報が出てすぐにニュースを目にできて幸運だった。)
    糸井とイデホのコンビは非常に強力だった。全体的に打線がショボい中で、糸井出塁→盗塁→イデホ単打→糸井生還の流れは美しかった。
    やはり、1番の思い出は2014年の首位打者獲得になるのかなあ。あのシーズンは、どこかで糸井を休ませるかDH固定などにできていれば、絶対に優勝できたと今でも思っている。
    2013年だったか、連続3割がかかっている最終打席で外野フライを打ち上げたのに、外野が見失ってヒットになって3割を達成したはずだ。ぶっちゃけ言うと、八百長を疑った瞬間でもあった。
    オリックス最終年の盗塁王もすごかった。西武の金子と分け合った。思い返しても、ここ10年のオリックスの選手で最も盗塁能力が高かった選手なのは間違いない。
    FAで阪神に移籍したのは残念だった。DHのあるパリーグに残っていれば、もっと数字を残して、選手生命も長引くのではと、移籍した時から思っていた。今となってはそれはもう分からない話だ。

  • 週刊誌を賑わせている選手の件。
    私は全く関心がない。別に法律違反でもないし、当事者同士の話および個人の嗜好に、自分の好奇心を向ける趣味も気持ちも全くない。そういうわけで、私には芸能人の不倫なども全く持ってどうでもよい。

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