開幕再延期(新型コロナウイルス)について思うこと(2020年3月23日)

時間の問題とは思っていたが、開幕の再延期が発表された。

選手たちは開幕時期が定まらない状況下での調整を続けざるをなく、これは非常に調整が難しいだろうと思う。また、夏に予定されている東京オリンピックも延期になる公算が非常に高い。今年の公式戦日程はオリンピックの影響も大きく受けていたことから、全体的に日程が大幅に見直しになることは避けられないだろう。

まず、今回の再延期の発表を受けて思ったことを書いておきたい。

  • なぜ、練習試合を中止にするのか?

    すべての練習試合が中止になったわけではないが、明日(3月24日)からの練習試合がすべてキャンセルになるなど、直前にも関わらず大きな方針転換だ。それならそれで別にいいと思うのだが、あくまで「練習試合」なのだから、対戦相手同士の協議の下で、やるのかやらないのかを個別に決めればいいのではないか?

    つまり、練習試合をやりたい選手やチームというのが存在するだろうと思うのだ。それにもかかわらず一律で中止にするというのは、どういう社会的な意義を果たしているのだろう?(選手やスタッフの移動による感染ルートの防止だろうか?)

  • 4月24日に開幕・・・できるのだろうか?

    あと1か月後に開幕というのは、ちょっと想像がつかない。日本では下火になりつつある雰囲気もあるものの、コロナウイルスの潜伏期間が比較的長い(非常に幅が広いが、最長2週間弱と言われている)を考えると、1か月後では心もとない。

    また、もし誰かプロ野球関係者から感染者が出たら、1か月なんてとんでもない、という風潮になるだろう。

  • 開幕後も観戦者の密度を抑える工夫(入場制限)が求められているが・・・。

    入場制限を課すということは、客の数を減らすということであり、そのことで球団の収入が減ることは火を見るよりも明らかである。入場制限はした方がいいと素直に思うが、だからと言って、いきなり減収になるという選択肢を許容できる球団がいくつあるだろうか?

    最終的には何らかの入場制限を課すことになるだろうが(ただし、オリックスにはあまり関係がないのかもしれない・・・)、そうなると球団の対応は
     ①何もしない(手をこまねいて見ている)
     ②収入をどうにか増やす
     ③支出をどうにか減らす
    ということになる。①で耐えられる球団がそうはあるとは思えないから、②と③について個人的な考えをいくつか。

    ②は一球団が自らの力に頼ってもどうにもならないと思う。なぜならば野球というのは対戦相手が必要だからだ。これはNPB全体で考えてどうか。(シーズンオフに何かサービス的な試合を組むとか。東西対抗戦というのはどうだろうか。)

    あとは、入場制限がかかるということは、それだけ快適な観戦空間が提供されるわけなので、チケットの値上げができるのではないだろうか。

    ③は何とも難しい。選手の年俸は決まってしまっている。(仮にシーズンの試合数が減ったとしても、年俸はカットできないだろう。選手組合との労使協定がどうなっているかだが・・・。)

    あとは、私がいつぞやの記事で書いた6連戦を導入して、遠征費を削減してはどうか。


  • 専門家からNPBへの提言書(報告書)を読んでみた

    以下のファイルである。(今になって気づいたが、3月12日にリリースされていた・・・。)
    http://npb.jp/npb/20200312_coronavirus_teigen.pdf

    これを読むと、鳴り物や体を動かす類の応援はほぼすべてNGである。こうなると、日本のプロ野球らしい応援というのは、事実上しばらくは見れないものと思った方がよさそうだ。

私は今年のプロ野球というのがどうあるべきか?と考えたときに、いくつか考えたことがある。

  • ダブルヘッダーは反対

    私の推測だが、今のプロ野球というのは、昔とは違って試合時間が伸びたり、全体的な負担が増していると思う。そんな中、ダブルヘッダーをすることは選手を壊すことにつながりかねないと思う。

  • 試合数を増やすのは反対

    入場制限での減収を補うため、試合数をどうにかして増やすという発想が当然出てくるだろうが、これにも反対。歴代のシーズン記録がおかしなことになる。

  • 冬にやればいいのでは

    普段は試合をやらないような、12月まで含めて試合を組めばいいのでは?と思わなくもないが、流石にその時期は屋外では試合はできない。

    もう一つのアイディアは、暑い時期に屋外球場の試合を消化しておき、冬になったらひたすらドーム球場で試合をするというやり方だ。日本シリーズも、屋内球場でやらざるを得ないだろうが、この事態なのでしょうがない。

  • 試合数は減らさざるを得なさそう

    試合が減れば収入は減るわけなので、支出を減らすことを考えたい。やはり、実働していない期間は、報酬が減ってもやむを得ないと考えるのも一つの割り切りではないか?
    もちろん何かしらの手当てが球団から出るのは当たり前として、このような社会全体の要請からの事態であるから、しょうがないのではないかと思う。この事態において、自分の給与をもらう権利だけを主張するのは、私は筋が通らないと思う。

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