このトレードについて、私(オリックスファン)の思ったことを以下、述べていきたいと思う。
0.はじめに
まず初めに、中日球団に感謝したい!
というのも、中日がトレードに応じてくれなければ、チーム編成が立ち行かなくなる可能性も大きくあった状況であった。このトレードが中日にも(オリックスにも)良い結果になることを願う。
1.トレード前の状況について
・第2捕手である伏見が6月18日の試合でアキレス腱を断裂
・メネセスがドーピングにより契約解除(6月27日付での措置だが、その前から出場させていなかった)
という緊急事態を打開するには、トレードしかない状況であった。
思ったより早くトレードが決まり、一ファンとして安心した気持ちがまず強い。(超大穴で、強打の外国人捕手の獲得もありえたが、そんな奇抜なことにはならないで安心した気持ちも大きい。)
2.トレードについて
- 松葉は、伸び悩んでいた。入団して1~2年目の頃のストレートの良さが近年はなかなか見えなかった。オリックスは左投手が全体的に伸び悩みがちなこともあり、このトレードが本人の飛躍につながればと思う。大野をはじめ、良い左投手が多い中日で頑張ってほしい!
- 松葉のような先発投手は本来はなかなか放出できないが、どんどん若手先発投手(榊原、田嶋、K-鈴木、鈴木優)が出てきている状況なのが、このトレードを後押ししたと思う。山岡、山本もこれから何年も計算できる。というわけで、松葉、山﨑福也、吉田一将あたりの放出は絶対にあるだろうと思っていた。
- 武田の放出は、いろいろな意味で残念に思った。2年ほど前に一軍で出始めたときに、もしもっと固定されて出場機会が確保されていれば、どういう打撃に成長しただろうか。また今年のキャンプでは一塁にも挑戦していて(させられていて)、迷走していた感があった。武田の外野守備は私は一流だと思うので、広いナゴヤドームで存分に守備力を発揮してほしい!
- 両松井選手のことはあまり深く知らないのであまり語らないでおきたいが、やはり松井雅人には否が応でも捕手としての活躍を期待してしまう。というのも、今日(6月30日)の西武戦では飯田がスタメン捕手だったが、申し訳ないが私はため息をついてしまった。。
- 谷繁の下でプレーしていた松井雅人には、今までのオリックスにはないエッセンスを注入してくれることも期待したい。捕手は経験も非常に重要な要素だと思うので、31歳と捕手として全盛期にあるとも言えるわけであり、中日には感謝。
- モヤの獲得が実現して、本当に安心した!(モヤの獲得は大いにあると思っていた。)ロメロが怪我で離脱しているのみならず、そもそも打線の層が薄くてDHがなかなか見つからない状況だったので、ウエスタンリーグで首位打者であるモヤを獲得できたことは本当に喜ばしい。モヤにはDHとして打つことに集中してもらいたい!
- 松葉、武田ともに現在のオリックスでは出場機会がなかった選手だ。二人とも何かしらのきっかけで大いに変貌する可能性があるのでその点は惜しいが、一軍で戦力になる捕手と外国人打者が獲得できたことは非常に大きな意味を持つ。(松井佑介のことは、実際のプレーを見て考えたい。)
3.その他の感想
- 福良GMがこのトレードをまとめたこと自体は、評価に値する。(当たり前のことといえばそれまでだが、それでもチームを前進させたことには違いない。)
- モヤの獲得を除いて、このトレードは応急処置に過ぎないことを忘れてはいけない。ドラフトやFAで、捕手をはじめとする野手の補強することは、依然として非常に重要な課題である。
このトレードはモヤが取れたのは大きいですね。
とにかく外国人が4人働くことが上位進出への第一歩ですし、今年、また来年以降でも計算できるモヤの獲得は大きいと思います!
キャッチャーでOPS600前後を残してきた松井雅選手も戦力になると思います。
(高城が2軍でスタメン飯田とか、捕手の起用方針が謎なところがあるので、うまく使ってほしいです…)
松葉投手は、優勝争いしていて、しかも防御率5点代、whip1.5くらいの投手が先発している西武なら
喉から手が出るほど欲しい戦力だと思うのですが、ほしい選手が釣り合わなかったのかもしれないですね。
松葉投手は2016、17は指標では充分ローテクラスの活躍していました。
もう少し勝ちを付けてあげたかったです…
武田選手と並んで中日で頑張ってほしいですね!