常勝チームの作り方の理論を考える(2019年5月12日)

この記事の趣旨は、強いチームを作るために何を具体的にどうすべきか、という理論を示すことだ。つまり、

・長期的(数年単位以上)に
・安定していて
・勝率が高い

常勝チームを作るにはどうするかを考える。究極の目標は「強いチームの作り方の教科書となる」ことであり、兵法書で言えば「孫氏」的な存在を目指す。

以下、「常勝チーム10箇条」を述べるが、その前にまず序文を著す。

また、この記事はあくまで理想を述べるものであり、「こういうチームになるよう努力しましょう」というものだから、今現在の12球団に必ずしも当てはまるものではない。

0.序文:長期的に強いチームに共通の点

序文その1:ブルペンが安定していること。

優勝するようなチームは、「6回終了時点でリードしていればほぼ勝てる」という共通項があるように思う。実際、そういうブルペンを持つことは、非常に重要である。なぜならば、「試合を逆算できる」からである。

勝つまでの展開を逆算できると、効果的に選手を起用することができる。例えば中盤の「ここで点が取れれば試合が決まる」という場面で代打を起用することができる。中継ぎが弱いと勝負どころが何時になるかわからないので、そういった思い切った手は打てなくなってしまう。実はそれが一番勝率を高める手段であったとしても、だ。

また、同じ1点であっても、対戦相手に与える重みが完全に異なってくる。例えば、単打で1点が取れる状況になったとき、その1点が勝敗に直結する場合、相手には非常にプレッシャーになる。したがって、中継ぎが盤石のチーム相手に、先頭バッターの四球は絶対に出したくない。→甘いボールが来る確率が高まる。→ランナーが出たあとも慎重な投球が続く。・・・と、いい事づくしである。

ただし、ブルペン頼みの野球は、長続きしない。ブルペンに負担がかかり続けるとどこかが崩壊し、その部分的崩壊がさらなる崩壊(負担の増)を招く。これは、福良監督時代のオリックスの野球も見続けてきた私が言うのだから、間違いがない。

序文その2:打線が強く、安定して点が取れること。攻めのバリエーションが豊富であること。

当然、野球は点をたくさん取ったチームが勝ちなのだから、打線が強力であることは重要だ。点差をつけることが投手の負担減にもつながり、チームの長期的安定にも大きく繋がる。

ただ打線が強いというだけではなく、安定して点が取れる事が重要である。例えば、特定の選手に頼り切りのチームは、その選手が不調になったり離脱しただけで一気に弱体化してしまうし、何よりその選手が移籍した際のダメージが大きい。したがって、打線9人の「全体的な厚み」が重要である。

また、ただ長打を打つだけの野球ではなく、足を絡めた点のとり方も欠かせない。足のある選手は内野安打を打てるので凡打でも出塁する可能性があるし、「足にスランプは無い」から、ある程度コンスタントな出塁が期待できる。(たとえ相手がエースクラスでも。)打線の中に、2人は足が武器になる選手がいてほしいところだ。

序文その3:強いチームには「何人」必要か?

結論から言うと、野手は9人、投手は先発6人・中継ぎ2人・抑え1人の18人がいれば、強いチームは完成だ。野手は9人しか名を連ねないので、トップの9人がいれば十分。投手も7イニングは投げる先発と8回を投げる中継ぎ、9回を抑えるクローザーがいれば十分だ。

例えば、柳田悠岐9人と田中将大9人がいれば、チームの残り全員が2軍・3軍クラスでも優勝どころか常勝だろう。

各ポジションで日本球界のトップを揃えることが究極の理想である。その意味で、トップ選手のFAでの獲得は大きいが、全盛期がFA後おそらく数年程度であることや金銭的コストを考えて、理想の手段ではないとみなす。つまり、ドラフト選手や外国人選手で最強のチームを作ることが必要だ。

 

以下、「常勝チーム10箇条」である。

1.打線の中核には日本人を据えるべし

外国人選手は流出しやすく、チームに10年スパンで定着することは多くない。また、金銭的なコストもかかりやすい。

外国人打者(特に複数)が主軸を担うと、彼らが移籍したときに打線の中核が空っぽになり、チームが一気に弱体化するリスクが高い。したがって、打線の中核は基本的に、日本人打者が名を連ねることが望ましい。

特に、現在の「外国人枠」ルールを考えても、野手1名+投手3名の構成であることが最も望ましい。打者とは異なり、投手は代わりを見つけやすいからだ。

2.勝ちパターンの中継ぎは外国人にすべし

中継ぎ投手は、残念ながら消耗するものだ。どれだけ慎重に運用したとても、負荷が発生した時、それは中継ぎ投手に降りかかる。

したがって、代えがききやすい外国人が、勝ちパターンの中継ぎを担うべきだ。つまり、ドラフトでは野手と先発投手を揃えるべきだ。

言い方は非常に悪いが、日本人中継ぎ投手を使い潰してはドラフトで補充して・・・というのは、ただのドラフトの無駄でしかなく、常勝チームを作ることと正反対の戦略だ。

なお、抑え投手については、中継ぎと比べて負担がかかりにくいから日本人でもいいと思う。

3.流出を防ぐべし

価値の高い選手を揃え、長くチームに貢献してもらうことが重要である。また、流出は相手チームを強化することにも繋がる。

流出を防ぐためには、「やりがい」や「待遇」を提供することが必要であるから、チームという組織を作る上で最も重視しなければならない。

また、防ぐべきはあくまで「価値の高い選手の流出」である。別の言い方をすると、価値の低い選手の流出は気にしなくていい。その意味で言うと、全盛期を過ぎてしまい、他に起用したい選手がいるレベルまでパフォーマンスが低下した選手はむしろ放出すべきである。

更に踏み込んで方針を述べると、FA権取得時期がその選手の全盛期を過ぎるように起用を調整することが望ましい。将来FA権を取得しそうな若手選手を、1軍のベンチに座らせ続けるのは、とてつもなく愚かな行為である。

4.他球団との「差」を意識すべし

勝つというのはつまるところ、対戦相手よりも優れていることが基本になる。つまり、他球団と比べて「優位な部分」が多く、逆に「劣っている部分」が少ないチームを作りたいわけだ。

野球の中で、特に実力がピンキリであり、「差」がつきやすいポジションは以下の通りだ。

・キャッチャー:守れて、打力が高い捕手は非常に少ない。したがって、価値が高い。
・ショート:同様。キャッチャーよりは希少性は低い。
・セカンド:同様。ショートより希少性は低い。

つまり、能力の高いキャッチャー・ショート・セカンドがいるチームは強い。ドラフトでも、特にキャッチャー・ショートの価値は高く考えるべきだ。

また逆に、打てないファースト・レフト・サードがいるようなチームは弱いから、劣らないレベルの選手を揃える必要がある。

5.一軍は勝利のための集団であり、二軍は育成機関であるべし

若手に一軍で出場機会を与える、というフレーズをよく聞く。数試合のレベルであればいいものの、一軍で育成のための機会を恒常的に与えるようなチームはあまり望ましくない。以下に理由を述べる。

①FA権取得を早めることになり、全盛期での流出を促進してしまう。
②未完成のまま一軍のタイトなスケジュールに帯同することで、基礎能力を伸ばす機会を失う。
③若手のうちは一軍で失敗が続くわけだが、失敗から学んで己を高められる人間は限られている。

本来一軍レベルにはない若手の抜擢をするかは、その選手に本当に素質があり、一軍での少しの経験を基に自分を向上させられるか?という点を熟考してからでないとダメだ。

高卒は5年、大卒は2年、社会人は1年程度、二軍でプロの第一線で戦うための練習・経験を積んで基礎的な技術を培うことが必要と割り切るべきだ。また、その間の契約を約束することも重要だ。高卒は6年目、大卒は3年目、社会人は2年目が勝負の年であるから、それまでは長い目で育てるべきだ。

また、それくらいから一軍に出場してくれると、FA権取得が30過ぎになり、全盛期を過ぎての放出になりやすいという利点もある。

6.監督には有能な人材を置き、規律のあるチームを作るべし

これは当たり前のことだが、監督が有能な人材であることが強いチームには不可欠だ。トップが求心力のある有能な人間であってこそ、勝つことを追求する集団が出来上がる。

また、規律のあるチームも大事だ。夜遊びや酒に溺れる選手は、要らない。そういう組織を作れるトップが大事だ。

7.ドラフトは足りないところを補うものに非ず

年に一回のドラフトで、その場その場の補強を繰り返していては、いつまでも強くならず、本当の問題解決にはならない。中途半端な補強に使うのではなく、そもそもの価値の高い選手を取るべきだ。

「ショートがいないからショートを優先して取ることにし、より価値の高い選手の獲得は断腸の思いで見送る」のは、チーム状況によっては仕方がないかもしれないが、損をしていることを認識すべきだ。

「左投手がいないから左投手を取る」のも必ずしも正しくない。投手の目的は「打者を抑えること」だ。左投手というだけで、抑える能力がより高い右投手を差し置いて価値が高くなることはあり得ない。

野手も投手も、入団してから融通がある程度きくものだから、不足しているポジションを「すぐに埋めてくれそう」な選手に候補を絞るのも間違いだ。内野→外野のコンバートは比較的容易だし、先発→中継ぎ、中継ぎ→先発の転向も可能な場合が多い。二遊間と捕手以外は練習すれば守れる。

8.勝率70%を目標とすべし

野球は7割勝てれば100%優勝する。したがって、目標勝率は7割である。仮に全試合を勝とうとしようものなら、毎日のように勝ちパターンの中継ぎが投げることになる。

勝てそうな接戦が続く場合でも、敢えて負けてもOKの試合をつくることが中継ぎの負担軽減になり、長期的に強いチームに繋がる。したがって、3連戦で言えば2勝すれば十分と考え、3連勝を無理に狙うことは避けるべきだ。

また、緊迫した場面で敢えて、スクイズやエンドランや盗塁を仕掛けることで、相手をそれ以後の試合で警戒させることができる。本当は効果的でなくても、「何かやってくるかもしれない」と思わせることが大事だ。未来の勝利のためには、その試合を負けても良いという長期的視点を持つべきだ。

9.定期的に選手を休ませるべし

長期的に何年も強いチームを作りたいのなら、選手のコンディションを保つ事が重要である。

・DHを1人が独占するのはNG → DHでの出場を分散する。

・大差の試合で完投させるのは意味がない → 早めに降板させる。

・連続フルイニングも意味はない → 差がついたら途中交代で良い。

10.怪我を防ぎ、怪我をしたら起用するべからず

怪我をして良いことは無い。「怪我をしたことで考える時間ができた」という話をよく聞くが、本来はシーズンオフに考えればいいだけの話だ。

怪我はもちろんパフォーマンス(能力)の低下に繋がる。怪我が治っても、元の感覚に戻らなければ終わりだ。

怪我をしているのに無理をするのは言語道断である。フォームを崩す可能性もあるし、何よりコンディションの悪化と怪我の慢性化に繋がる。つまり、自身の価値を下げ、存在意義を無くす可能性がある。

選手の言う「大丈夫です」は、「生きています」と同義だと捉え、首脳陣は判断を下さなければいけない。

また私は、故意死球には絶対に報復すべきだと思っている。故意に危害を加えてきたら、よりきつく報復しないと、やられっぱなしになる。そうすることで、死球による離脱を防ぐことになるし、チームが安心して試合に臨めるようになる。「目には目を歯には歯を」は絶対に必要だ。

 

まとめ

・価値の高い野手レギュラーと先発・中継ぎ・抑えを揃えるべき(少数精鋭で構わない)

・中継ぎは外国人メインであるべき

・野手主軸は日本人メインであるべき

・能力の高いキャッチャーとショート(とセカンド)が常勝チームには欠かせない

・常に長期的視点を持つべき(特にドラフト)

・一軍で活躍できるレベルになってから一軍で起用するのが基本

・怪我は無いように細心の注意を払うべき

 

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常勝チームの作り方の理論を考える(2019年5月12日)」への16件のフィードバック

  1. こんにちは。いつも楽しくブログを拝見しております。
    強いチームの作り方、とても参考になります。
    大変長文ですが、私なりの考えをコメントさせていただきます。

    リリーフを外国人で揃える、という考え方は私も大賛成です。(阪神やソフトバンクなんかは顕著ですよね)打たれるようになれば取り替えがききますし。
    また、スターターに求められる要素(球種が多く、コントロールがよい)を満たす外国人を探すよりも、リリーバーに求められる要素(球が速く三振が取れる)を満たす外国人を探すほうが遥かに容易である点も見逃せないと思います。
    155キロを投げる日本人は今でも稀ですが、155キロを投げる外国人リリーバーは市場で調達するのは可能だと思いますし。
    オリックスは、外国人投手を先発に使って中6日なのに100球で交代、日本人リリーバーに負担をかける、という、まるで逆のことをしているのが気になります。
    (せめて100球なら外国人は中5で回すとか、考えて使ってほしいです)

    打てる捕手・・・というとオリックスの伊藤放出とDenaでの今季の活躍が嫌でも目につきますね・・・
    結局オリックスで考えると、監督、コーチに有能な人材を置けない、という問題になる気がします。
    監督とバッテリーコーチに徹底して冷遇され、金子以外とは組まさない、とか、見ていて気の毒になるくらいの扱いを受けていましたし、オリックスにいても活躍できなかったと思います・・・。
    最近のオリックス捕手陣で気になることというと、
    ・すべての捕手にギリギリに構えるリードをさせる(伊藤もそうでした)
    ・ディクソンのツーシームを有効に使わず、5・6回で100球に達し、7回を投げきれない
    ・その他の投手も球数をかけすぎる(西ですら去年の完投は0でした)
    ・試合展開の中で打たせて取るのではなく、どんなシチュエーションでも一人ひとりを抑えるだけを考えたリードとなり、球数がかさんだ終盤にひっくり返される。また、終盤戦のリードの引き出しが少ない。(ストレートを連発するだけ)

    などの不満があります・・・どこまでバッテリーコーチが指導しているかわからないですし、
    素人がリードの話をしてもしょうがないのですが。
    高城捕手が違う空気を持ち込んでくれることに期待します。

    ドラフトやFAもご指摘のとおりですね・・・

    また、レギュラーになれる選手と、鍛えても半一軍の選手の見極めも必要だと思います。
    オリックスで言うと大城は昨年夏にOPS730まで上昇し、打てるセカンド、ショートとしてのポジションを確立しかけたのに、サード、センターなど、試合中にもかかわらず守備の負担が大きなポジションを
    たらい回しにして、調子を崩させてしまいました。

    今年開花の兆しが見えるので、この調子でもうショート一本で固定してほしいですね。
    OPS800できるショートは本当にプロでも2・3人しか存在しないと思うので。こういう選手を大切にしないと、いつまでたっても勝てるチームにはならないと思います。

    流出を防ぐ、というとこのままいくとT岡田選手にも制限を超えた減額を提示
    →自由契約を選択して、他球団で復活
    という線を繰り返す気がします。

    そうならないようになってほしいのですが・・・

    示唆にとみ、読み応えのある内容だったので、大変長文なコメントとなり申し訳ありません。
    ただ、ご指摘点から考えたオリックスの課題が多すぎると思いコメントしてしまいました。

    1. ピジョンさん、

      先日のコメントに続き、ありがとうございます。
      いつも以上に長かったと思いますが、読んでくださり、感謝です。

      またピジョンさんのコメント、私も同感です。

      「リリーバーは外国人」は、最早長期的に強いチームに必須な要素と言えるほどですよね。仰る通り、質の高いスターターよりも質の高いリリーバーの方が、市場で圧倒的に調達可能と思います。
      ここ数年のオリックスは、日本人中継ぎを使い潰してばかりで、まさに悪循環です。
       
      「打てる捕手」は本当に貴重ですね。伊藤は本日終了時点で、108打席でOPS .735ですか。。
      オリックス時代からこれくらい打てるポテンシャルは十分にあったので、悔しいです。
      つい先日FA権を取得した広島の會澤捕手がもしFAしたら、どれだけ高待遇であっても獲得に乗り出してほしいと思います。

      そして、監督・コーチに関するご指摘、完全にその通りと頷くばかりです。
      ・厳しいところ構え過ぎなのは、一体なぜなのでしょうね。チーム全体としてそういう捕手ばかりですよね。そこに投げきれない投手の責任にでもしたいのでしょうかね。。
      ・私もディクソンのツーシームは謎でした!ナックルカーブより全然優れているボールなのに、、、と思っていました。
      ・先発の完投は最早想像することがなかなかに難しくなってきました。200イニング投げる先発がこの世に居るのが信じられないくらいの錯覚を起こしています。
      ・終盤にこそ痺れるリードを見たいのに、いつもストレートで、広がりがないですよね。

      あと、最近考え始めたのですが、
      「人間が考えてリードするのと、サイコロ(乱数)で配球を決めるのとで、案外結果に差が無いのではないか?」
      という仮説が自分の中で面白いアイディアになっています。どこかのチームで、実験してみてほしいくらいです。

      大城については、私は近年過小評価をしていたと素直に認めないといけない思いでいます。
      ポジションたらい回し(特に外野)はおかしいと思っていましたが、ショートに固定して出場機会を与え続けて、本日時点で130打席 OPS .846ですか。
      これは想像していなかったです。このままシーズン通して安定して活躍してもらいたいと切に思います。
      ただ、大城が現状これほどの数字をショートとして残しているのに、それでも打線がお粗末なのは非常に悲観的な気分にさせてくれます。

      Tは、また抹消になりましたね。
      確かにバッティングがダメだったのでしょうがないとは思いますが、彼のような選手が活躍して初めて活路が開かれるはずです。
      今のTはタイミングのとり方がめちゃくちゃですし手の動きもバタバタしすぎていて、見ていて残念ですが、どうにかフォームを作り直して打棒を取り戻して欲しいです。
      本人は器用ではないかもしれませんが、一方で「ちゃんと指導・修正ができないチームであること」がそもそもの問題と感じます。
      Tが退団になったらかなりショックですが、本人のことを考えると、悪いことと言い切れないのがオリックスファンの辛いところですね。

      こういった諸々の、あまりに積み重なってしまった問題点を考えることができるのは、ある意味オリックスファンの特権とも言えると思います。
      これからもよろしくお願いします!

      1. 管理人様
        長文にもかかわらず、返信ありがとうございます。

        今日の試合をみていて、エップラー投手の成績予想の過去ログを拝見して、改めて分析力に
        驚きです。そして、その程度のレベルの投手をとってくるくらいなら、一人球の速い外国人
        リリーバーを取れなかったのかと今更ながらに悔やまれますね・・・

        さて、このチームのリードについてご指摘を頂いている点で、
        >そこに投げきれない投手の責任にでもしたいのでしょうかね。。
        というのがありますが、あながち間違いでないのかもしれません・・・

        このチームは打たれた原因をまずリードにもとめて、懲罰を繰り返してきましたからね・・・。
        特に2010年にops730の日高を干してops440の鈴木を重用したり・・・
        岡田監督はここを除けば非常に優秀な指揮官であったと思いますが・・・。
        打たれたらすべて捕手のせい、では窮屈なリードになるのもやむをえないと思います。
        (2010,2011は日高(サブで伊藤)で固定していれば、CS行けたのでは?と思います)

        終盤で内角や緩い球を使ってホームランを打たれちゃだめ、とか、外角低めを中心とする
        セオリーはわかるのですが、かといって高めストレートなどの見せ球を使わず、
        全球外角低めに要求するのは違うと思います。

        ホームランを打たれるリスクをおさえることも大事ですが、打者が待っているところに同じ球を投げてヒットやカットで粘られるリスク、さらには球数がかさんで疲労で打たれるリスク、
        もっとリードも考えないといけないと思いますね。
        総合的に抑える可能性が高いのはどの球なのかを。

        現バッテリーコーチに関する現役時代のコラムを読む限りでは不安しかないのですが・・・
        古いリンクで失礼します。
        https://number.bunshun.jp/articles/-/163449

        このチームの課題は多すぎて、いつも長文になり失礼します・・・

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