安達、大城、福田で1シーズンを戦ったが・・・
シーズンも終盤の今、シーズン前からの懸念であった二遊間の打撃力について、来シーズン以降の補強を考えるためにもまとめてみた。
安達は、チーム2位となる425打席(9月2日終了時点)に立っているとおり、ほぼ固定されて1シーズン出場を続けた。その分セカンドでは、大城(377打席)と福田(245打席)のうち、比較的調子の良い方を起用するというオプションが生まれた。(大城はサードで起用されることもとても多かった。)
しかし、正直に言って、二遊間の打撃力はオリックスのチームの課題であるとしか言いようがない。
安達、大城、福田の打撃成績の推移
打撃成績の推移をグラフにまとめてみた。
安達、大城は好不調の波が大きく、特に不調が長い。
一方、福田は不調期もあるものの、全体的に安定している。(四球が選べるのがおそらく大きいだろう。)
西野をセカンドで起用すべきではないか
やはり、安達、大城、福田の3名のみで二遊間を乗り切るというのは、打撃力を考えると少し無理がある。
→ 西野は今シーズン、ほぼサードで出場しているが、セカンドでの起用を増やせれば、かなり層が厚くなりそうだ。(以下グラフ)
来シーズンに向けて
サードは中島か新外国人メインで、二遊間を安達、西野、福田、大城の4名で分担すべきだと結論する。こういう構成でないと、打撃力が低すぎて、とても優勝できるチームにはならない。
FAで西武の浅村を獲得しセカンドで起用する、というのが一番てっとり早いとは思うのだが、そんな確率の低い話を前提にしてもしょうがない。(浅村ほどの選手であれば、引く手あまたなのは想像に難くない。)
したがって、今シーズンの残りは、色々なオプション(大城ショート、福田ショート、西野セカンド)を試しておくべきだと思う。
「オリックスの二遊間の打撃成績について(2018年9月4日)」への15件のフィードバック