手短に、箇条書きで。
●舜平大のピッチングは良かった。
真っすぐが軸としてあるので、その分変化球が活きる。ただ、ピッチングとしてはフォークも全然決まらなかったし、そこまでだったかなと思う。
なお、私は舜平大は中10日ローテにすべきだと強く思っている。オリックスとしての目標・目的は、舜平大をとにかく大きく育てることだ。伸びしろがまだまだあるので、じっくり行きたい。(1軍登録日数を抑えて、FA取得年を抑えるという副産物もある・・・。詳細はこちらの記事を。)
何より開幕したばかりの今、ローテーション投手が多くいる(山本、田嶋、山岡、宮城、福也、黒木、ニックス、、、)中で、無理に舜平大を中6日で起用する必要が全くない。
●シュウィンデル・・・。
ほとんど情報が無いが、怪我だろうか。情報が無くただ離脱していると、メネセスのドーピング解雇が頭をよぎるが、さすがにそれはないだろう。(と思いたい。)
開幕前夜、私はシュウィンデルが真ん中低めのややボールに沈むフォークを完璧にとらえてレフトスタンドにホームランを放り込む夢を見た。(球場は京セラだった。)そして目覚めて、「ああ夢か。やはりシュウィンデルはいないのか・・・。」とブルーになった。
余談から入ってしまったが、どうにも打線は厳しいというか、当面はやりくりしながらになるだろうと思う。私はゴンザレスには全く(と言っては失礼だが)期待していない。
●ショート野口は当たり前だが、大きな進歩。
言い方は悪いが、聖域的に固定されていた紅林ではなく、野口がショートで起用されたのは非常に良いことだ。ずっっっっと言っているが、公平な競争が必要だ。
オープン戦の中盤頃まで野口がセンターで出場していたのは気に入らなかったが、開幕戦をショートスタメンで見ることができて、安心した。
●ルーキーの青山をクローザーで起用した采配。
相手チームのことはあまりとやかく言いたくないが、チームとして納得できる選択だったのだろうか。
私は青山投手のことをほとんど知らないが、真ん中に入ってしまうボールが多かったので、オリックスからすると大いに期待できると思って見ていた。ホームランにできるボールが何球来ただろうか。5球くらい来ていたかな?
初登板かつ1点差で緊張したに違いないが、開幕戦で、エースが8回を投げて、1点差の試合で、という状況でチームとして妥当な起用・采配であったのか、気にはなった。
●森!!!
オープン戦は打撃の形が悪くて一応心配ではあったが、いざ開幕戦では、ある程度自分の形で振れていて、ほっとした。
ところで、私は森の5番起用は実はかなり賛成。本当は3番あたりを打ってもらいたいところではあるのだが、初年度で捕手で、色々と負担もかかるところだ。初回に打席が回らない可能性が十分にあって、落ち着いてゲーム(守り)に入っていける5番はバランスが良いと思う。
ただ、貧打に困って森を3番で起用する試合が増える未来も見える。なるべく、そうならないように頑張りたいところだ。DHで出場する場合は打順は何番でも良いと思う。(たぶん3番になるだろう)
あと、森のリードは全体的に良かったと思う。山川相手の配球は特に「なるほど」となるものがあった。本当に、こんないい選手がFAで選んでくれたなんて、どれだけ時間が経っても涙が出るほどの嬉しさがある。