金子千尋の今後の起用を考える

オリックスのエースと呼ばれ続けた金子が、とうとう先発ローテーションを外れるときがやってきたかもしれない。4試合投げて、1試合もQSがない。長いイニングを投げられず、中盤〜終盤で相手打線に捕まってしまう。直近の登板では4回途中で降板・・・。こんな金子を見るのは、長年のファンとして非常に辛いものがある。この数年の投球を見てきているので、ある程度心の準備はできていたつもりだが、やはり現実はかくも辛辣だ。

以下、思っていることを書く。


  • 伊藤以外とは相性が悪い。伊藤のフレーミングや長年組んできたことによる信頼や投げやすさは他の捕手では代えがたいのだろうと推測。また、伊藤以外と組んで結果が悪かったら、どうしてもそこが原因であるように思えてしまう。金子が投げるのならば、キャッチャーは伊藤でないと誰もが納得できない。
  • 伊藤と組めばいいピッチングはできている。伊藤と組んだ2試合は、11回2/3で被OPS .651と十分な数字である。逆に伊藤と組ませないなら、二軍調整しかありえないのではないか。


(捕手ごとの金子の成績で、開幕から4月24日(火)の4試合のデータ)

  • どこか具合が悪いのならば、無理をするべきではない。言うまでもなく、年俸を5億円もらっているから投げなきゃいけないという理屈は無い。(もちろん投げてほしいのだけれど。)まだ30代中盤なのだし、また快刀乱麻のピッチングをできるような状態に少しでも戻ることがファンが何より望んでいることに相違ない。
  • 具合によっては、中10日で先発したらどうだろうか。10日間の中で出来る限り体調を整え、なるべく長いイニングを投げてもらうようなイメージ。
  • 肩肘の不安とも密接に関係しているのかもしれないが、ここ数年のフォームで見ていて残念なところがある。それは、テークバックである。2013年頃のような、体重移動と同時に一気にグワッと腕が振り下ろされるフォームは非常に勢いがあったし、コンパクトかつ大きく腕を振れていた。かつての投球を見返すと、それはチェンジアップが効果的だろうといつも思う。今のフォームはと言うと、肘を早めに立て、体重移動とともに肘を前に出すようなフォームになっている。技術的なことは分からないが、肩肘のことを考えてこのようなフォームになっているのだろう。
  • 長年、チームを支えてくれた選手なのだから、無理に期待したり、登板させたりするべきではない。本人が納得がいくように、調整させてあげてほしい。場合によっては、手術だってありえるかもしれないし、次の登板が来年になることもあるかもしれない。しかし、信じて待つことがファンの持っている期待の示し方であることに違いない。ある程度長い目で見て、金子の活躍と貢献を期待する。それが一番現実的な待ち方だと思う。
  • あと、2017年シーズン後のオフは、色々なメディアやバラエティ番組に出演していたのが印象的だった。体調が良いからこその露出だと思っていたのだが、案外そうでもなかったのかもしれない。メディア出演を叩く人もいるかもしれないが、オリックスというチームの存在感の向上のためには、絶対に必要なことだ。そこを叩いたり、批判するような気には、自分はなれない。

 

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