プロ野球中継で、ほとんどの球場にバックネット下に企業等の広告が出ている。
カメラの角度的に、右ピッチャーならあまりそれが邪魔になることはないものの、左ピッチャーのときには球道と非常に重なって、見にくくなることがある。
具体的には、黒っぽい広告なら野球のボール(白)とのコントラストがはっきりしていて球道が分かるのだが、明るい色の広告だと見えにくくなる。
前々から感じてはいたが、許容範囲と思って、このブログでも不満を述べたことはこれまでにない。
しかし、昨日のプロ野球中継(2020年8月19日:オリックス対西武@京セラ)で、ちょっと許容範囲を超えた広告があった。
ぼかしをかけたが、ほぼ真っ白であることが分かる。これではボールが非常に見にくい。いきなり白いボールがホームプレート付近に現れる「消える魔球」のようだ。
視聴料を払っているわけで、流石にこのレベルの見づらさは文句を言う権利があると思う。当たり前だが、広告を見るために視聴料を払っているのではない。
で、何より問題だと感じるのは、球団側がちゃんと審査をしているのか?という点だ。またそもそも広告の色合いについては、ちゃんとした規定が必要だろう。
私はこの広告を出している企業は配慮が欠けているという印象を受け、むしろイメージダウンになった。こうやって広告主に不利益にもなりうることだから、球団側でちゃんと広告に関する規定を明確にしなければならない。
いやもちろん、規定は明確なのに広告主が意図してそれを破っているのかもしれないので何とも言えないが、とにかくこの白い広告では誰も得をしていないので、改善してほしいということだ。
そういう訳で日本の野球中継は絶対見ない!テレビ番組にはアートディレクターがいるはずだし、MLBでは許されない、田舎野球の日本!