試合感想(オリックス対西武・2020年8月18日)

最近の定番の負け、という感じ。山本はせっかく久しぶりに好投したのに、残念な結果。

スコアはこちらから。(日刊スポーツスコア)


<全体的な感想>

  • 「チャンスでなかなかもう1本がでない。」
     こんなフレーズを西村監督の試合後コメントで頻繁に聞くが、実は私はこのコメントが大嫌い。なぜかというと、何かこのフレーズの中に精神論的な響きがあると感じるからだ。私がこのコメントを聞くたびに心のなかで半ば反射的に思うのは、『チャンスで「もう1本」が出ないのは、そもそもそれだけのOPSしかないからだよ。なにを言い訳してるんだ。』である。仮に高OPSのチームがチャンスになった途端に打力が落ちるなら「もう1本」の考えは自然だが、そうでなければ冷静に見れば単にチーム打力がその程度なだけだ。
     それで、オリックスのチームOPSはどれくらいかと言うと .670程度だ。これは、パ・リーグダントツ最下位だ。投手が打席に立つセ・リーグでも、オリックスより低打力なのは中日だけだ。(ちなみに中日のOPSは .630程度。これはこれで・・・。)このOPSではチャンスを作るので精一杯で、得点がなかなか入らないのは当たり前。それを「なかなか1本が出ない。」などと間抜けなコメントをしているのは、打線に関する問題意識が欠如しているとしか私には思えない。

  • 山本は良かったけれども。
     後で詳述するが、フォーク多投だった。今日は曲がり球(スライダー、カーブ)の調子が良かったのに、フォークに頼り切り。球数も増えるし、こういうピッチングスタイルで行きたいのだろうか。ただ、フォームがあまり乱れていなかったのは、大きな前進と感じる。

  • 西浦スタメンってなぜ??
     外野守備が乱れがちなチームなら西浦をスタメンで使う意図がわかるのだが、圧倒的な打力不足にある中で西浦をスタメンで起用するのはなぜ??1アウトで3塁にランナーがいる場面で西浦が走者を還せなくても、それはしょうがないことだ。打てないものは打てないのだから、精神力でどうにかできるものではない。
     しかも西村を抹消するし、抹消する人を間違えていませんかね。2軍で高OPSの杉本・西野を一向に昇格させる気配もない。何より問題だと感じるのは、これではチーム内で公平な競争を感じることができないということだ。私がオリックスの選手だったら、何をどうやったら1軍でチャンスをもらえるのか、皆目検討がつかない。ひたすら守備練習をしたらよいのか?打てない選手が多い今は、比較的打てる選手の方が価値が高いはず(チャンスも増えるはず)なのに、その動きが感じられない。ただの首脳陣の無能では。

  • 6回裏、同点で先頭バッターの福田が出たところに安達にバントの是非。
    安達のOPS(.740程度)がチーム4位(吉田→福田→伏見→安達)である事実をどう考えるかなのだが、私だったら絶対に打たせる。(開幕から継続して打席に立っているメンツに絞れば、チーム2位のOPSだ。)

  • ロドリゲスの守備
    本当にどうにかならない?1点が重くのしかかる今のチームで、ここまで守備の穴がある状態ではなかなか戦えない。

<投手>

  • 山本
     今日はフォークが多かった(以下表)。まさにフォーク主体。先日の記事でも述べたように、私は真っ直ぐ+シュート60%、カーブ20%、フォーク10%、その他10%がいいのではと思っていたので、ここまでフォーク主体になるとは思わなかった。フォークが基本的に決まっていたので、それは非常に朗報なのだが、ピッチングが単調になったし、カウントも悪くなりがちであった。また、フォーク主体の組み立てだと、打者からすれば合わせるタイミングが真っ直ぐだけでよくなり、嫌らしさを感じさせないと思う。
     今日はスライダーとカーブが非常によく曲がっていて、打者も合っていなかったのに、それを主体にする組み立てができていなかったのは、あまり進歩を感じなかった。つまり、フォークが決まらなくなったり不調だと、また前回までのピッチングに逆戻りするという危うさを非常に感じた。

    ※データは1球速報よりまとめた。


    以下は球種ごとの被OPSのまとめデータ。


    今日はさらに踏み込んで、球種ごと+左右ごとの投球コースのグラフもまとめる。

    <ストレート>
    →左バッターになかなか決まらない。

    <シュート>
    →概ね良い制球

    <カットボール>
    →なかなか左バッターに決まらない。

    <フォーク>
    →左バッターには浮きがち。

    <カーブ>
    →ある程度の制球もできているし、もっと投げて良いと思うのだけれどなあ。

    <スライダー>→少しストライクゾーンに入るとまた違うのでは。

    <全体>


  • ヒギンス
    チェンジアップの連投になったところを、狙われてしまったかなという印象。真っ直ぐで押せるといいのだけれど。

<野手>

  • (全体的に)速い真っ直ぐが全然打てない。
    びっくりするくらい、150前後の真っ直ぐに歯が立たない。これはもうしょうがないことなのだが、だからこそ少しでも打てる選手を1軍で出場させる必要があるのではないか。

  • 若月
    昨年までに戻ってしまったようだ。打撃フォーム(構え)はそこまで大きく変わっていないが、右足(軸足)を軸にボールを呼び込めておらず、昨年までのように上半身だけのスイングになっている。あまり復調は期待できなさそうか。
  • ロドリゲス
    少し打撃フォームが変わってきた。キャプチャを以下に貼る。いずれもピッチャーがテイクバックに入ったところぐらいの様子だ。

    だいぶ、膝を折って腰がホームベースから離れるようになった。最近は正面からインコース攻めをされているので、その対策も兼ねてだろう。少しフォームをアジャストすることができたのは、良いことだ。


    <開幕時>
    <8月18日>

<明日(8/19)のゲームの展望>

  • 田嶋に期待!
    打つ方は良い計算はできないので、好投を期待したい。相手先発は榎田。ここまで5回しか投げれていないので、何とか5回までに2点(できれば3点)取りたい。

試合感想(オリックス対西武・2020年8月18日)」への3件のフィードバック

  1. 管理人さんお疲れ様です。
    今日も選手の入れ替えはなかったですね…
    本当に、杉本とか何をしたら一軍に呼んでもらえるのか検討つかない状況でしょうね…
    2軍でのOPS1.09でも呼ばない、しかもチームの貧打を嘆くとは…

    正直、我々ファンも難しいことは求めてなくて、
    ①2軍で結果を残している人を適切に評価する
    ②バントは、打者の打率、走者一塁のときの打率(安達は375で、基本的に走者一塁のときは打率が上がりやすい)を見て数字で判断する
    ③育成時期にある若手選手は2軍で一定の打力つけるまでは2軍で鍛える

    これらの考え方は難しいものではないはずなのですが…なぜできないのか、我々には全く理解できないのがもどかしいですよね…

    1. ピジョンさん、

      杉本は、トレード希望しても何ら不思議ではないですよね。もしそうなっても応援します。

      最近は、まったくもって非合理的な起用・編成ばかりです。
      ①〜③は誰でもできることなのに、本当に不満です。

      最近の西村監督は、監督して全く機能していないので年俸をカットしてもよいのではないかと思っています。

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