本日:6月16日(土)の試合後、3連戦の2試合目が終わったタイミングで楽天・梨田監督が突然の辞任を表明した。梨田監督、お疲れ様でした。辞任自体には、(オリックスファン的には非常によくあることなので、)そこまで驚くことはないが、ここまでシーズン早期で辞任というのも久しぶりではないだろうか。
さて、本日終了時点での楽天の勝敗は、
21勝41敗1分 勝率.339
である。辞任も致し方なし、といったところだろうか。交流戦でも、パ・リーグ6球団の中で唯一大幅に負け越し、ゲーム差を広げられていた状況だ。ファン、選手、首脳陣、全員が辛い状況であるに違いない。ただ、投打の成績を考えても上記の成績は妥当かと思う。特に野手陣が振るわない状況が続いており、苦しいゲーム展開が多かったことと思う。
引き際としては、スパッと潔いと思うし、来年からオリックスでコーチとかやってくれないかな、と思ったりするが、NHKの解説者に戻るかなあ。
・・・で、開幕63試合時点での、オリックスの過去の成績はどうだったのだろうか?辞任や休養に定評のあるオリックスの、過去10シーズン分について調べてみた。
勝 | 敗 | 分 | 日付 | 備考 | |
2017 | 28 | 35 | 0 | 6月17日(土) | |
2016 | 24 | 39 | 0 | 6月18日(土) | 7月2日(土)借金20到達 |
2015 | 22 | 40 | 1 | 6月11日(木) | 6月2日(火)試合前に森脇監督休養発表(借金15) |
2014 | 40 | 23 | 0 | 6月17日(火) | |
2013 | 30 | 31 | 2 | 6月25日(火) | |
2012 | 23 | 36 | 4 | 6月24日(日) | ・9月17日(月)借金20到達 ・9月24日(月)借金25到達、岡田監督休養 |
2011 | 31 | 29 | 3 | 7月6日(水) | |
2010 | 32 | 30 | 1 | 6月13日(日) | |
2009 | 24 | 39 | 0 | 6月27日(土) | 8月9日(日)借金20到達 |
2008 | 32 | 41 | 0 | 6月28日(土) | 5月21日(水)コリンズ辞任 |
改めて眺めてみると、2009年の大石監督、2016年の福良監督のメンタルの強さは目を見張るものがある。
特に、2016年の福良監督は、今回の梨田監督とほぼ同様の状況と言って良い。しかし、前年に森脇監督が休養していたことから、2年連続で休養してもしょうがないという結論になったのだろうな。確かに当時、自分も監督が代わっても別に意味がないと思っていた気がする。
・・・今シーズン、福良監督ではない別の監督だったらどんな数字になっていたか、気になるところではあるな。
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