宗佑磨の2018シーズン前半の成績評価(3〜6月)

シーズンも試合数にほぼ折り返しだ。ということで、6月最後が終わった今日、宗の前半の成績を評価したい。

  • 73試合中、44試合先発。
  • 1番=31試合、2番=8試合、8番=4試合、9番=1試合。
  • スタメン時の勝率= .439と大幅に負け越し。

キャンプは2軍スタートだったものの、途中から福良監督の目に止まり、突然の外野転向を経て、開幕からスタメンに名を連ね続けた。右太ももの張りによる5月16日の抹消もあったが、打席数196はチーム6番目の数字だ。しかし、OPS .566は、打者として戦力になっていないレベルと言える。

以下は左縦軸にOPS(と直近30打席の平均)をプロットし、右縦軸に直近30打席の平均非投球数をプロットしたものだ。

  • シーズン開始から低飛行が続く。OPSが .550にも届かない成績がしばらく続く。
  • 85打席目(=4月22日)あたりから、急に好調モードになり、ようやく上位打線で起用できるレベルに。
  • しかし、130打席目(=5月6日)あたりには、完全に低飛行モードに戻る。
  • 168打席目(=5月15日)に立った後、右太ももの張りにより抹消。
  • 復帰後の169打席目(=6月17日)からも、やはり打撃奮わず。

一軍で戦力になるレベルだったのは、85打席目〜120打席目あたりの約35打席分だけしか無かったと言える。どうして一軍で起用し続けてしまうのか、訳がわからない。

守備も、センターとして破綻しているレベルだ。ボールの追いかけ方、反応、肩を考えても、まだとても一軍で守れるレベルではない。宗にポテンシャルがないということではなく、2月のキャンプで初めて外野に挑戦したのだから、このレベルで至極当然だ。

走塁も、盗塁は2個にとどまり、存在感を発揮できているとは言えない。

評価は100点満点中10点くらいだろうか。

 

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