シーズンも試合数にほぼ折り返しだ。ということで、6月最後が終わった今日、安達の前半の成績を評価したい。
- 73試合中、71試合先発。
- 安達が先発でない2試合は、大城と福田がそれぞれショートでスタメンも、敗北。
- 1番=3試合、2番=8試合、3番=4試合、6番=13試合、7番=19試合、8番=19試合、9番=5試合。
ほぼフル出場でここまでショートを守り続けてきた。守備では例年通りの安定感を示すも、打撃は前半戦のOPS .603というのは不本意な数字だろう。
以下は左縦軸にOPS(と直近30打席の平均)をプロットし、右縦軸に直近30打席の平均非投球数をプロットしたものだ。
- シーズン開始50打席(=4月18日)は平均すると、OPS . 469と絶不調。
- その後〜90打席目(=4月30日)までは大体OPS .700くらいのレベルの打撃。
- 90打席目〜110打席目(=5月5日)は打撃絶好調。(平均OPS .800くらい)
- 110打席目〜180打席目(=5月29日)まで、安定してOPS .600くらいのレベルの打撃。
- 180打席目〜210打席目(=6月8日)まで(ちょうど交流戦前半)はプチ好調モード。
- その後、成績がじわじわ下降していき、230打席目(=6月14日@交流戦終盤)あたりから、右肩下がりで絶不調モードに。
全体的に早打ちであり、OPSも考えると、相手投手からすると楽な対戦打者と言えると思う。また、早打ちかつ低OPSの期間が長いという特徴がある。特に最後の40打席くらいはOPSも被投球数も下がるという絶不調期であり、早いカウントから甘いボールを打つも、ろくにヒットになっていないということだ。
守備での貢献度やチーム一の盗塁数(10個)を考えても、評価は100点満点中40点くらいだろうか。また、打撃成績を考えると、間違っても上位で起用してはいけない。
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