シーズンも試合数にほぼ折り返しだ。ということで、6月最後が終わった今日、大城の前半の成績を評価したい。
- 73試合中、46試合先発。
- 1番=4試合、2番=15試合、6番=1試合、7番=9試合、8番=17試合。
- スタメン時の勝率= .568と大幅に勝ち越し。
前半戦のOPS .693は、これまでのシーズンから大幅に向上しており、守備力と複数ポジションを守れることから、レギュラー打者として貴重な戦力になっている。
以下は左縦軸にOPS(と直近30打席の平均)をプロットし、右縦軸に直近30打席の平均非投球数をプロットしたものだ。
- シーズン開始から70打席目(=4月26日)あたりまで、不調が続く。
- その後、短い不調の波があることはあるものの、好調時にはOPS .900レベルの打棒を見せる。
- 特に、不調になっても、OPSが .500を下回るレベルの打撃をすることはなく、戦力として欠かせないと言える。
スタメンで起用し続けるべき成績と言える。体つき(特に太もも周り)も太くなった気がするし、福田との競争が良い結果を生み出していると思う。
また、打席あたりに相手に投げさせる球数も多い方であり、その点でも欠かせないと言える。
守備は基本的に優れているが、失策はチームで一番多い7個である。走塁面でも、盗塁死が多く、良くも悪くもマイナスもある選手だが、セカンドでOPS .700を打ってくれるのは非常に大きい。サードやセンターやショートも守れるユーティリティーさも有り難い。
後半戦は、ショートを大城で起用し、セカンドを福田が守る試合を増やしても面白いと思う。
評価は100点満点中65点くらいだろうか。
「大城滉二の2018シーズン前半の成績評価(3〜6月)」への8件のフィードバック