微妙な判定を、映像に基づいて検証することを要求できる制度は非常に良い。球場でもリプレイ映像が映し出され、検証中も退屈することなく、むしろ盛り上がることができる。
この制度が始まった当初、審判(判定を下した主体)が映像を見て再検証するのは公平性の観点からどうかと思っていた。今もその考えはそこまで変わっていないが、別のことを考え始めた。
発端は、映像の角度が悪かったりブレていたりしていて、映像を見ても何ともはっきりとよく分からない事が多いと感じたことだ。
審判にそこまで責任を追わせて検証のうえ再判定させるならば、球場側は検証用の種々の高精度の映像を提供できるように努力しなければならない、ということだ。
例えば、各塁や各ポール際について、高画質スーパースローのカメラを定点設置するくらいはして良いと思う。そうであってこそ、2回しか無いリクエストの権利を信頼を持って行使することができるし、審判もより客観的な目線で映像をもとに審議を判断することができる。
非常に良い制度だと思うので、より良くする方向で、更に充実させていってほしい。
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