試合のスコアシートは以下の通りである。(本ブログ独自スコアシート)
- ロメロに当たりが出てきた(?)。マレーロも戻ってきて早速長打力を見せてくれたし、今後の好材料だ。
- 小田がやっぱり調子いい。しばらくスタメンで使うべきだと思う。足もある。
- 小谷野の状態は、ただ起用しているだけでは戻りそうにないと思う。しばらくお休みとし、サード西野をメインで行くべきではないか。
- 大城の盗塁死は一番がっかりするプレーだった。8回裏ノーアウト1塁同点の場面で代走で出てきて、4番の打席で走って悠々アウトになるのはちょっと解せない。初球変化球が抜けた後の組み立てで、ストレートを投げそうな場面だった。そもそも盗塁技術が高い選手でもないし、何を以って走ったのか。
- ロメロの走塁死(7回)や安達の二塁打で西村が一塁から生還できない(3回)など、全体的に走塁がイマイチなゲームだった。
- 田嶋はなんとか6回を2点で抑えた、という内容だったが、果たして妥当だろうか。率直に言うと、投げてるボールからしたらもっと抑えていいと思う。今日の若月のリードは追い込むまでは調子がいいのだが、追い込んでから相手の嫌がるボールを選択できていなかった事が多かったと思う。事実、打たれたヒット8本のうち、7本が追い込んでからという異常ぶりである。チェンジアップが良かったので、もっと軸にして良かったと思った。
- 田嶋のフォームというかテイクバックが、開幕当初と比べて大きく変わった。体の後ろで少しタメを作る雰囲気で、”腕の振り任せ”という印象が和らいだ(少し杉内っぽい感じ)。今日は変化球の抜けが良く、フォーム修正によるものが大きいだろう。やはり田嶋はまだまだ伸びしろがある投手だと感じさせられた。
- 2戦目の12回延長があったとは言え、この巨人との3連戦は、消耗が非常に大きかった。
・増井 → 2連投かつ回跨ぎ
・吉田 → 3連投
・山本 → 2連投
・黒木 → 2連投
・近藤 → 2連投
というのは、ちょっとあり得ない起用頻度だ。ここまで消耗するならば、3勝しなくてはならない。(実際は2勝1敗。)
- ここで言いたいのは、1戦目の起用を反省すべきであるということだ。ディクソンを6回1失点97球で下げ、黒木が勝ち越された後、2点ビハインドにも関わらず、近藤と吉田を登板させるという。。えーと、比嘉と山崎福也は一体何のために登録されているのだ??この3連戦で先発以外が投げた12イニングを上記5人のみで負担するというのは、誰がどう考えてもおかしい。
- 最近は山本の投げているボールの質が明らかに落ちている。すぐにでも登板頻度を落とすべきである。しばらくは、7回黒木、8回吉田の運用でもいいのではないか。というか、こんなその場しのぎの処置をするよりも、投手起用を全体的に見直すべきだ。
「ゲーム感想(20180603 オリックス vs ジャイアンツ) 本当に中継ぎ陣のおかげ」への34件のフィードバック